「To LOVEる」なんてはずかしくて読めなかったし、
「ToLOVEるダークネス」なんていうのもあるみたいだけど、
正直、中身はよく読んでないんだよな。
という人は、この記事でおさらいしてみませんか?
実は、「ToLOVEるダークネス」は「To LOVEる」とはストーリーはもちろん、
構成やコンセプトも違う方向性で作られているんですよ。
エッチなカットももちろん魅力ですよね。
「To LOVEるダークネス」蛇口?歯ブラシ?エッチなマンガ表現の極み!
こんな内容になってます。
・概要
・エッチなカットが増量!
・新しいエッチの表現への挑戦【水滴!蛇口!歯ブラシ!】
・目覚めよ!エッチな探求心!
・「To LOVEると「ダークネス」の違いは?
・月刊なのに続きもの?
・ストーリーはそんなにエッチじゃないのに…
概要
「To LOVEる―とらぶる―ダークネス」(以下、「ダークネス」)は矢吹健太朗さんのマンガです。
長谷見沙貴さんが脚本を担当しています。
「ダークネス」は週刊少年ジャンプで連載されていた「To LOVEる―とらぶる―」(以下、「To LOVEる」)の続編で、
月刊のジャンプスクエアで2010年から2017年まで連載されていました。全18巻です。
電子書籍はカラー版とモノクロ版が出ていてアニメ化もされています。
エッチなカットが増量!
「ダークネス」は「To LOVEる」よりもエッチなカットが増量しています。
矢吹さんは「1話につき2こ以上はエッチなシーンを入れるようにしている」とのことですが
第1話には10こ以上はあるような気がしますね。
乳首はすでに「To LOVEる」から解禁しているので、それよりパワーアップしてます。
刺激が強めが好きならだんぜん「ダークネス」ですね。
新しいエッチの表現への挑戦【水滴!蛇口!歯ブラシ!】
![](https://kitamanga.com/wp-content/uploads/2020/06/1476820_s-min.jpg)
「ダークネス」で大きな話題になったのはいわゆる「見立て」です。
「見立て」とは手前に物を置いて大事な部分を巧妙に隠す手法のこと。
…じゃないです。
手前に物を置いて大事な部分を巧妙に隠すとみせかけて
水滴や蛇口に反射した光や歯ブラシの一部が大事な部分に「見える」ってやつです。
この「見立て」で矢吹さんはネット界隈で「矢吹神」と呼ばれるようになったとかならないとか。
あくまで「見える」ってだけですからね?
目覚めよ!エッチな探求心!
矢吹さんはただエッチな絵がうまいだけじゃなくてちゃんと探求しているのがすごいですね。
胸やお尻はもちろんとして、
おなか、ワキ、足など自分が不得意と感じるところをあえて描いてみているそうですよ。
また、時期によって強調したり、うまく描けるようになったら抑えたりしているみたいです。
そうやって「おなかフェチ」、「ワキフェチ」を目覚めさせるんですって!
また、絵がうるさくならないようにトーンは最小限に抑えているそうです。
研究を怠らないプロの鑑ですね。
「To LOVEる」と「ダークネス」の違いは?
![](https://kitamanga.com/wp-content/uploads/2020/05/1857389_s-min.jpg)
前作「To LOVEる」のストーリーは彩南高校に通う高校生・結城梨斗(リト)と、
リトが恋する女の子・西連寺春菜、
そして、突如あらわれたデビルーク星の王女・ララ(ララ・サタリン・デビルーク)をはじめとした
いろんな女の子との間で巻き起こるちょっとエッチなラブコメディです。
「ダークネス」は「To LOVEる」最終回の数日後から始まります。
「ダークネス」はララの妹・モモが「ハーレム計画」をたくらむ話が軸になっています。
「ハーレム計画」とはリトがデビルーク星の王となり、
ララも春菜もモモも、すべての女の子がリトのハーレムに加わるというおそろしい計画です。
また、リトを狙う宇宙の殺し屋・金色の闇(ヤミ)が、リト殺害から遠ざかってしまったことから、
リト殺害をしむける新たな勢力も登場します。
月刊なのに続きもの?
「To LOVEる」は1話完結でテンポよく、「ダークネス」は「ハーレム計画」とヤミのストーリーを軸とした話になっています。
普通は逆なんですよね。
週刊なら次が読みたくなるように続きものの話、月刊の場合は1話だけでも楽しめるように1話完結の構成になりがちです。
理由は、「To LOVEる」はページ数が少なかったからです。
月刊のジャンプスクエアになってからページ数が多くなり、細かいストーリーまで描けるようになったみたいです。
サクッと読むなら「To LOVEる」、じっくり読むなら「ダークネス」ですね。
ストーリーはそんなにエッチじゃないのに…
「ダークネス」は実はストーリーはそんなにエッチではありません。
エッチなカットが多いって感じですね。
やりようによってはいくらでもエッチじゃなく描くことはできると思います。
でも、バトルシーンやなにげない日常シーンでもちょっとしたエッチなカットを入れてるんですよね。
そこは矢吹さんのサービス精神ですね。
エッチなカットは最後のほうにとっておいて特に力を入れて描いているそうですよ。
まとめ
矢吹さんの描く女の子は本当にかわいらしいですよね。
中でも、「ダークネス」はパワーアップしたエッチな描写でファンの心を鷲掴みにした作品だと思います。
ただエッチなだけじゃなくて矢吹さんの絵に対するこだわりのつまった作品ですよ。
ぜひないしょで読んでみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。
![](https://kitamanga.com/wp-content/uploads/2020/09/assocbutt_or_detail.png)
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参考:「季刊エス」Vol.42(2013年3月発売)
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