アクション映画みたいなマンガが読みたい!
という人には藤田和日郎さんの「邪眼は月輪に飛ぶ」がおすすめです!
こんにちは。きたはちです。
5巻以内完結のマンガや短編集をよく読んでいます。
ミネルヴァという一羽のフクロウと人間との対決を追った「邪眼は月輪に飛ぶ」は、さながら「人類の危機」を描いたハリウッドアクション映画のようです!
次々と繰り出される展開がハラハラしますね。
藤田和日郎さんの迫力の絵にも注目です!
「邪眼は月輪に飛ぶ」 あらすじ
世界を壊滅に追い込もうとしている一羽のフクロウ《ミネルヴァ》。人類存亡の危機を救うため、今ひとりの老マタギが立ち上がる!超怪力作家が渾身の力で描く、壮大なスペクタクルバトル!!
Amazon商品ページより引用
ミネルヴァは、見られた人間が目や口から血を流し死んでしまうという恐ろしいフクロウです。
ある日、日本駐留の米軍空母で保管されていたミネルヴァが脱走。
東京で多数の犠牲者が出てしまいます。
米軍のマイケル・リードとCIAのケビンが、ミネルヴァに唯一傷を負わせたことのある鵜平を訪ねるところから物語は始まります。
登場人物
杣口鵜平
猟師。鳥のくちばしのような仮面をかぶっている。
13年前、ミネルヴァを撃ち落としたが、あと一歩のところで米軍に奪い取られた。
その際、元妻の智恵子を亡くしている。
輪
祈祷師。智恵子の養女。
触れることで相手の居場所を追跡したり、心をのぞいたりすることができる。
また、ミネルヴァの「呪毒」を一時的に防ぐことができる。
鵜平に言うことを聞かせられる唯一の人間。
マイケル・リード
米陸軍特殊部隊・デルタフォース准尉。ケビンと共に鵜平を訪ね、東京へと呼び寄せる。
ケビン
米中央情報局・CIA所属。元空軍パイロット。
魅力①ミネルヴァが怖くて強すぎる!
ミネルヴァは目を見ただけで死んでしまうという恐ろしい力を持っています。
テレビの画面越しに見られただけでも死んでしまいます。
見られないように仕留めるなんてどうやって捕まえたらいいかわかりませんよね?
しかも、見た目は普通のフクロウと同じ大きさです。
爆弾で吹き飛ばせればいいですが、ミネルヴァは人の多い街に紛れているので使えません。
人の手で撃ち落とすしかないのです。
ミネルヴァの無敵さが恐ろしいです!
魅力②ハリウッド映画のような展開!
「邪眼は月輪に飛ぶ」は「ダイ・ハード」などのアクション映画のような展開です!
たかがフクロウなんですが、それだけに人間には予想もつかないことをしてくるのが展開を面白くさせるんですよね。
人間側が仕掛ける色んな作戦と、それを上回るミネルヴァの能力との攻防がみどころです。
フクロウ一匹に翻弄される人間たちの執念がアツいです!
魅力③迫力の絵!
藤田和日郎さんの魅力は何といっても迫力のある絵です!
これでもかという血しぶきに効果線!
「これぞマンガ!」という感じですね!
ミネルヴァの狂ったような目もいいですね。
クセのある絵が苦手な人にはダメかも…
藤田和日郎さんの絵はものすごい迫力ゆえに人を選ぶかなと思いますね。
血が結構ドバドバ出るし、人も死んじゃうのでそういうのが苦手な人には無理かもしれません。
でも、ハリウッドアクション映画とかが好きなら通じるものがあるので、おすすめしたいですね。
まとめ
「邪眼は月輪に飛ぶ」はハリウッドアクション映画のような迫力のあるマンガを求めている人におすすめです!
そして、フクロウのミネルヴァがとにかく怖すぎる!
「こんな強い奴にどうやって勝てばいいんだ!」と絶望します。
頑固な鵜平と勝ち気な輪のバランスもいかにもマンガ的で面白いですね。
アメリカ軍が介入するのもケレン味たっぷりでワクワクします!
「邪眼は月輪に飛ぶ」は2007年に小学館から発売されています。
1巻完結で電子書籍もありますよ!
ぜひ読んでみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。
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