山本直樹さんの「田舎」が2020年8月19日に発売されました!
読んでみたんですが…。うーん。
かなりエロティックですね。
これ販売中止にならないですかね?大丈夫かな。
少なくとも成人指定してもおかしくないマンガですね。
「田舎」は2020年9月29日よりAmazon(Kindleストアを含む)で取扱中止に。その他電子書籍サイトではアダルト扱いになりました。残念です。
山本直樹「田舎」がエロ過激すぎ!?
この記事はこんな内容になっています。
「田舎」あらすじ
「田舎」概要
キーちゃんがエロティック!
ほとんどエロマンガ!?
「田舎」とアダルト漫画との違いは?
なんで買ったの?
性表現に対して挑発的!
「田舎」あらすじ
主人公のフーちゃんは受験生。
夏休みに暑い東京から離れて勉強に集中するため、田舎の親戚の家に居候中。
そこに住んでいるキーちゃんという女の子と始めたエッチないたずら。
二人の好奇心はだんだんとエスカレートいく。
「田舎」概要
「田舎」は山本直樹さんの漫画で、太田出版のウェブサイト「Ohta Web Comic」で2018年から連載していました。
1巻完結です。304ページなので1冊としてはかなりボリューム感がありますね。
山本直樹さんはエロティックな表現や暴力的な表現の過激さで有名ですが、「田舎」は暴力表現はありません。
舞台について作中で語られていませんが、言葉のなまりや会話の内容から、おそらく山本さんの出身地でもある北海道のとある町を想定していると思います。
キーちゃんがエロティック!
キーちゃんはまあなんていうか、 ミニ系の少女ですね。
未成熟な知識の二人がだんだん近寄っていく姿は、いろんな人にとって性の目覚めの原風景を思い起こさせます。
汗や体液の表現、体の微細な陰影がエロティックです。
変態チックなプレイも興奮をさそいます。
「田舎」のストーリーをそのまんま経験したような人はいないとは思いますが、そういうことに興味のある年になれば自然と色んな情報が入ってきたり、経験があったりするのが普通ですよね。
「田舎」はだれかが経験しているかもしれないリアルなエロティックさを表現している漫画じゃないかと思います。
ほとんどエロマンガ!?
擁護したいのはやまやまですが、山本直樹さん本人があとがきでもうエロマンガって言っちゃってるんですよね。
私はアダルト漫画とそうでない漫画の違いについては、行為のシーンが大部分を占めているかどうかだと思っていました。
「田舎」はその点どうかというとガッツリ最初から最後まで行為を主に描いてるんですよね。
エロマンガと言われても仕方ない気がします。
「田舎」とアダルト漫画との違いは?
作者が認めちゃっているので「田舎」がエロマンガであることはどうしようもないです。
そこで、「田舎」と成人向け、いわゆるアダルト漫画との違いを考えてみました。
ストーリーは?
アダルト漫画はだいたい普通のマンガでいうところの短編集になっているんですよね。
また、主に行為をする人物しか登場しないということがいえます。
一方、「田舎」はどうかというと登場人物はほぼフーちゃんとキーちゃんだけです。
行為が大部分を占めていることは変わりないのですが、続きもののストーリーになっています。
性器の描写は?
アダルト漫画では性器の描写がされていて一部隠されていたりしますが、「田舎」では性器はほぼ描かれていません。
真っ白に抜かれているという感じです。
それでも十分エロティックなのは細かい陰影と液体の表現によるところが大きいですね。
性表現に対して挑発的!
「田舎」はただのエロマンガではなく、性表現や規制そのものに挑戦的な漫画なんじゃないかなと思いますね。
性器も描いてないからいいだろ?
登場人物の年齢も設定してないからいいだろ?
っていうギリギリのラインを攻めてみた感じですね。
ただ、行為そのもののシーンが多くを占めているにもかかわらず、夏っぽい季節感、ノスタルジックさ、行為の生々しさによってなんとなく物語性を感じます。
行為そのものにだって物語はあるんだ!
という主張が透けて見えるようです。
まとめ
「田舎」は行為のシーンが多く描かれていますが、なんとなくノスタルジックさを感じる漫画です。
そして性表現や規制に対して挑発的な漫画ともいえます。
興味がある人は読んでみてください。
表紙は普通なので紙の本でも買いやすいかもしれませんが、こっそり読みたいなら電子書籍ですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。
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