みなさんこんにちは。短い漫画ばっかり読んでいるきたはちです。
みなさんは すぎむらしんいち という漫画家を知っていますか?
今回は、2023年12月に発売された「SSSS すぎむらしんいち短編集」について紹介していきます。
すきむらしんいち とは?
すぎむらしんいちさんは1980年代後半にデビュー。
主に青年誌で執筆していて、ぶっ飛んだ展開の大人が笑えるコメディ作品を多く残しているベテラン漫画家です。
SSSS すきむらしんいち短編集 とは
「SSSS すきむらしんいち短編集」は2023年12月27日に発売されました。
2021年からシリーズ掲載された Shinichi Sugimura’s Short Storiesが主に収録された短編集です。
200ページ以上あって、ボリュームもたっぷりです。
SSSS すきむらしんいち短編集 は何が面白いのか?
最初に収録されている「The End of The End of The World」から紹介しましょう。
「The End of・・・」はループものです。
ある日、OLのヨーコが横断歩道をわたっていると、そこに猛スピードで近づくスポーツカーが!
そこを間一髪で謎の男に助けられます。
しかし、男はヨーコと会うのが147回目だというのです。
よくあるループものとの違い
ここまではよくあるループもの。
そこで、ループものの名作「All You Need Is Kill」とくらべてみましょう。
「All You・・・」は漫画だと全2巻。「The End of・・・」は1つの短編。
「All You・・・」はループするのが1日。「The End of・・・」は20分。
とにかく短い。短かすぎて笑えます。
「All You・・・」は死亡するとループ。「The End of・・・」も死亡するとループしますが、死亡の理由が無理やりすぎて面白い。
謎の男はループしすぎてヤケクソに。ヒロインのヨーコは危険がせまっているのに「すき屋すき屋」言いながら歩いているという能天気さ。
何度もこすられてきたループものが、すぎむらしんいちさんにかかれば、こちらの想像を超えたコメディに仕上がります。
すぎむらしんいち のヒロインはかわいい
すぎむらさんのヒロインも魅力です。
すぎむらさんの絵は正直言ってクセがありますが、ヒロインにはふしぎな魅力があります。
「The End of・・・」のヒロインのヨーコも、タヌキ顔でグラマラス。男性から見た魅力的な女性、グラビアアイドルのようです。「すき屋すき屋」言ってて少しアホっぽいんですが、ぬけてる感じもまたかわいい。
ヒロインの存在が、ただ笑えるだけではなく物語に色気をあたえています。
まとめ
このように、すぎむらしんいちさんの作品はぶっ飛んだ展開と多少の色気で大人も楽しめるようになっています。「SSSS すぎむらしんいち短編集」はすぎむらさんの作品の魅力がテンポよく楽しめます。それも短編ならではの魅力。ぜひ、「SSSS すぎむらしんいち短編集」を読んで、おもいきり笑ってください!
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