テンアゲって何だかわかりますか?
こんにちは、きたはちです。
5巻以内完結や短編集など短いマンガをこよなく愛しています。
渡瀬ほまりさんのマンガ「とりまウチらに話してみ? ~テンアゲギャルが世界を救う~」 が11月15日に発売されました!おめでとうございます!
テンアゲっていうのはテンションアゲアゲっていうことなんだと思います。ぼくは麻雀用語かなと思っちゃいました。
「とりまウチらに放してみ?」はギャル独特のノリがのテンション高めのままずーっと続くようなストーリーですね。すごく笑えるわけではないんですが、「これは何だ?」という理解不能さが続いて、不思議な高揚感が続きます。若手芸人のネタを見るのが好きな人にはおすすめですね。
あらすじとかを紹介しますが、テンションが高すぎて読んでもストーリーが頭に入ってこないんであんまり意味ないかもしれません(笑)。
とりまウチらに話してみ? あらすじ
「わたしの人生、お先真っ暗…」
上司の不正を暴いたことでクビになってしまった元OLのカナコは、真夜中のファミレスで絶望に暮れていた…。
そんなカナコのもとに現れたのはJKギャルの3人娘…!?
「やば! お姉さんめっちゃ泣いてるじゃん! ポテト食べる!?」
パワハラ? セクハラ? とりま巨大パフェでカロリー摂っとこ?
世の理不尽など知ったこっちゃないギャルの奔放さに、モヤモヤもぶっ飛ぶ!?
お疲れピーポーをテンアゲに!
JKギャルの無自覚革命ここに始まる!
とりまウチらに話してみ? Amazon商品詳細ページより引用
ちなみ、明美、うーちゃんのJKギャル3人がいろんな人のいろんな悩みを解決していくギャグ漫画です。元気なギャルを見ていると、悩んでいるのがバカらしくなってきますね。むしろギャルになりたいです。
一話完結形式で毎回起承転結やオチがあるにはあるんですが、とにかくストーリーが頭に入ってこないです。それが逆に面白いですね。
登場人物
ちなみ
ポテトおごられただけでテンションが上がるポジティブギャル。ちなみ、明美、うーちゃんでPP部(パジャマパーティー部)を結成している。
明美
ぽっちゃりめの黒肌ギャル。4人きょうだいの長女でしっかり者。
うーちゃん
暗めの髪とパーカーがトレードマークのクール系(バンギャ系?)ギャル。
魅力①テンアゲすぎ!
ちなみと明美とうーちゃんのテンションが高すぎていいですね。
ギャグ漫画として、ギャルをボケ役にしてツッコミ役をほかのキャラにやらせるという形式も考えられると思うんですが、このマンガにはツッコミ役がいません。ちなみ、明美、うーちゃんがテンションをかぶせていく感じです。もはやボケでもないような気がします。唯一、うーちゃんだけがクールなキャラなのでツッコみそうですが、あえてツッコませないところがいいですね。ツッコみ役がいないことで3人の友情が強く感じられます。ぺこぱなどの誰も傷つけない系の笑いを感じますね。
魅力②ギャルやさしい!
ギャルがやさしく描かれているのもいいですね。ギャルは非常識でマナーが悪く描かれがちですが、大人にも子どもにもやさしいギャルに好感が持てます。根暗な人にも差別しないで分け隔てなく接してくれるのもいいですね。テンションも高いですがモラルも高い新しいギャル像です。こんなギャルばっかりになったら世の中が平和になるでしょうね。そういう意味でギャルになりたくなります(混乱)。
魅力③絵がかわいい!
渡瀬さんのデフォルメされた絵柄がかわいいと同時にオシャレですね。ギャルたちのテンションは渋谷系ですが、絵はポップで原宿系といったところです。均一で太い線がデザイン的ですね。島田虎之介さんの絵柄にもちょっと似ています。
ギャルが苦手だとつまらないかも…
笑えるというよりテンションの高さを楽しむ感じなのでそういうのが苦手だと全然楽しめないですね。ギャル語も流行りすたりが激しいですからちょっとしたら古くなってしまうかもしれません。広い心で読んだほうがいいですね。
まとめ
「とりまウチらに話してみ?」はテンアゲのJKギャルに元気をもらえるギャグ漫画です。ギャルのいい人っぷりにも癒されますね。
ギャルに元気をもらいたい人にはおすすめのマンガとなっています。ぜひ読んでみてくださいね。
「とりまウチらに話してみ?」はオーバーラップから全1巻完結で発売されています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。
コメント