どうもこんにちはきたはちです。
5巻以内完結や短編集など短いマンガをこよなく愛しています。
このブログでは主に短くてサクッと読める新刊マンガの感想をお伝えしています。どうぞよろしくお願いします。
山本直樹さんの漫画『ビリーバーズ』の実写映画が2022年7月8日より公開されます♪
山本直樹さんの作品はエロティックな表現が特徴の一つですが、この作品についてはエロいだけではない魅力があります。
原作の漫画を読むと、さらに映画が見たくなるかも?
この記事では、『ビリーバーズ』の魅力を紹介します!
『ビリーバーズ』ってどんなマンガ?
ある小さな無人島に、3人の若者が住んでいた。男2人は『議長』と『オペレーター』、女は『副議長』とそれぞれ呼ばれている。3人は電子メールで送られてくる『本部』からの指令によって、清く正しい生活を続けているのだが、ある日突然『本部』から食料が届かなくなり……(第1話)。
『【合本版】ビリーバーズ』 コミックシーモア商品ページより
無人島で過ごす3人。意味不明な言葉で話す彼ら。実は3人は宗教団体の構成員です。
男と男と女。極限状態の中で歯車が狂いはじめます。
「副議長」がエロい!
この作品の圧倒的ヒロインが「副議長」。
教義にひたむきな姿。上品な言動。
「彼女がもし自分のものになったら」
毎日一緒に過ごしていたらそう考えない男性はいないでしょう。
彼女には大胆な一面も。そして、濡れ場。
普通の女性が自分だけに見せる顔。そのギャップにエロティシズムがあります。
副議長を演じるのが北村優衣さん。
現在大学生の北村さん。事務所はレプロでしたが、個人のホームページがあることから現在はフリー、もしくは個人でマネジメント契約をして活動しているとみられます。
北村さんは漫画の華奢な女性のイメージとは違い、健康的な印象。彼女の体当たりの演技が期待されます!
映画を見た後にきっとあなたは恋に落ちてしまうでしょう。それは原作を読めばわかります。
「隔離」-タイムリーなテーマ-
『ビリーバーズ』にある「隔離」というテーマ。
コロナ禍で隔離を余儀なくされたわたしたち。
隔離はわたしたちに静かで平和な毎日をもたらすのか?それとも、不満と狂気をもたらすのか?
無人島で暮らす3人の行く末に、コロナ禍でのわたしたちの暮らしを重ねてしまうかも?
演技バトル!
『ビリーバーズ』で注目されるのが演技バトル!
ぼくがこの作品を読んだとき、非常に演劇的だなと思いました。
ほぼ無人島が舞台というワンシチュエーション。登場人物はほぼ3人。
魅力的な北村優衣さんをはじめ、主役の「オペレーター」役は飛ぶ鳥を落とす勢いの磯村勇人さん。「議長」役は『罪の声』で高い評価を得た宇野祥平さん。この3人は漫画にない化学反応を起こすこと間違いありません!
そして、この作品には「劇中劇」があります。
邪念が生まれたのはなぜなのか?それを突きとめるために夢の再現劇を演じます。
お互いに生まれる疑念。秘密。3人の心理的な駆け引きもみどころです!
謎に満ちた最後!
『ビリーバーズ』が生まれたのが2000年。
明言はされていませんが、オウム事件や『エヴァ』およびそれを発端とするセカイ系作品が背景にあったのは間違いないでしょう。
クライマックスからの急展開!見た者を考えさせるような謎に満ちたラストはあなたをひきつけること間違いありません!
まとめ
というわけで今回は以上です。最後までよんでくださってありがとうございました。
『ビリーバーズ』はただエロティックなだけではないたくさんの魅力が詰まった作品。映画を見る前にぜひ読んでみてください!
このブログではマンガにまつわる様々な情報を紹介していきます。
twitterもやっていますのでフォローなどよろしくお願いします。それでは。
コメント