あずまきよひこさんのマンガ『よつばと!』の15巻が2月27日に発売されました!おめでとうございます!
14巻の発売から約3年ぶりですね!2003年から連載がはじまってもう連載開始から18年も経っています。
よつばの話し言葉が独特で、昔の軍人みたいなガンダムに出てくる登場人物みたいなしゃべりかたなのがおもしろいポイントなんですよね。
たとえば、15巻でいうと、「よくもだましたな!ゆるさん!」とかですね。
『よつばと』についてはこちらの記事もご覧ください。
今回は、よつばの誕生日の秘密と15巻で伏線回収したシーンについてかんがえていきます。
よつばの誕生日はいつなのか?
15巻は最後によつばがランドセルを買いに行くところで物語が終わるんですよね。
感動するような場面が登場して、少し今までとは違った展開をみせているのが15巻でした。いいストーリーでしたね。
ここで一つの疑問があるんですけど、よつばはまだ5歳なんです。でも、あと4カ月で小学生でランドセルを買いに行ってるってことはよつばの誕生日っていつなんでしょう。
『よつばと!』の中では1年もたってない!
『よつばと!』の世界の時間のながれについて以前の記事でも表でまとめてみました。
1巻 | 夏休み(7月下旬~8月) |
2巻 | |
3巻 | |
4巻 | |
5巻 | |
6巻 | 8月31日~ |
7巻 | |
8巻 | 9月~10月終わり |
9巻 | |
10巻 | |
11巻 | |
12巻 | |
13巻 | 11月 |
14巻 | 12月 |
15巻 |
15巻もまだ12月終わってないんですよね。それどころか年も明けていません。
よつばはまだ5歳
15巻で美容院の話がでてくるのですが、よつばは自分が5歳であることを自分で言っています。
また、1巻の時点で5歳ということは物語のはじめで語られています。
「あれ?5才なのに小学生?はやくね?」
と思いませんか?
もしかしてよつばがまだ5歳だとカン違いしてるのかな?
小学生になるのは満6歳
来年度に小学生になるのは3月まで、正確には4月1日までの時点で満6歳になっている子が対象です。
だから、来年小学校だからってまだ5歳でも不思議じゃないわけです。
ということは、よつばの誕生日は少なくとも12月の後半から4月1日までの間っていうことになりますね。いつか物語の中で「よつばと誕生日」というエピソードが出てくるかもしれません。
『よつばと!』にもあった伏線
前のブログでも書きましたが、「12巻で終わりでよくね?」みたいな感想がネットで出回っているんです。
2013年に発売された12巻の最後には、キャンプの話が2話にわたって描かれ、非常に印象的な終わり方だったんですよね。
「12巻で完結してよくね?」という人は、遠回しに13巻以降はいらないと言っているわけです。
でも、15巻の回想シーンでこのキャンプの話が出てくるんですよ!
12巻は伏線だったんですよね。12巻のおかげで15巻がひときわいい物語になりました。
13巻以降もちゃんと必要だってことをあらためて感じました。『よつばと!』を手放してしまった人はまたちゃんと最後までそろえてくださいね?
時間のながれが遅いめずらしい作品
『よつばと!』を読んできて思うことは、人の成長をこれだけ長いスパンで追いかけるマンガってないですよね。
普通はマンガの方が時間の進みが早いですよね。ドラゴンボールなんて少年時代からはじまって結婚して孫まで生まれておじいちゃんになってますから。
それとは反対に、『よつばと!』の時間はリアルな時間よりもかなりゆっくり進んでいます。物語の中ではまだ1年経ってないのに、リアルでは18年経っているわけですからね。
まとめ
今回の『よつばと!』15巻を読んで、遠い星の親戚の子の成長を見届けているような気持ちになりました。地球の時の流れは早くて、『よつばと!』の世界ではゆっくりとすすんでいるんです。こんな感覚は地球ではなかなか体験できないことですよね?これからもよつばの成長を見守って、少なくとも小学校入学まではつづいてほしいと思います。映画の「インターステラー」や「エヴァンゲリオン」を思い出してしまいました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。
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