こんにちはきたはちです。
九井諒子さんのマンガ、「ダンジョン飯」10巻とファンブックとなる「ダンジョン飯ワールドガイド冒険者バイブル」が2月13日に発売されました!おめでとうございます!
今回はダンジョン飯のファンブックとダンジョン飯のストーリーの感想や魅力、そしてぼくなりの考察をしていきたいと思います!
ファンブックのほうは図鑑みたいで読み物として面白かったですね。本編の方は佳境にさしかかったといわれていますが、まだつづくかもしれないし正直わかりません。
ダンジョン飯のファンであればファンブックのほうも楽しめるのでぜひ購入してほしいと思います。
「ダンジョン飯」について知らない人ははこちらの記事を読んでみてくださいね。
ダンジョン飯ファンブックの感想は?
描き下ろしマンガが充実!
ファンブックってたいていキャラクターの紹介がほとんどになるパターンが多いですよね。ダンジョン飯の場合もやはりキャラクターの紹介が多いんですが、その充実度は高いですよ。
なぜならキャラクター1人につき、だいたい1から2ページの描き下ろしマンガがついているからです。コミカルなだけでなくちょっと考えさせるようなサイドストーリーまでさまざま。1ページに細かくコマを割ってちゃんとストーリーにしてますから短いながらもなかなか読みごたえがあります。
キャラクターも結構地味なキャラについても描かれているんですよね。たとえば、双子のキキとカカとか出てきますから。そのキキとカカの描き下ろしマンガもありますから1人についてのボリュームも結構なものです。
ファンブックというよりゲームの攻略本!
ダンジョン飯のファンブックのすごいところは、それだけで終わりません。
ダンジョン飯にかかせないのがモンスター。そのモンスター図鑑も充実しているんですね。
その他にも、エルフやドワーフなどの種族の話があったり、それぞれの大陸の文化や街の話があったりしてもはやマンガのファンブックというより、ゲームの攻略本のようです。
これはぼくだけかもしれないんですが、ゲームをやらなくてもゲームの攻略本だけ読むのとか結構好きなんですよね。どんな種族がいてどのモンスターがどの系統とか、どんな装備や魔法があるかとかみてるだけで楽しくなってきます。
そういう設定だけ読むのが好きっていう方にはハマる一冊になってるんじゃないかと思います。
「ダンジョン飯」10巻の感想は?
それでは最新10巻の内容と最新刊も含めたこれまでのストーリーの感想について話します。ちょっとネタバレもあるかもしれませんので、了承の上で読んでくださいね。
10巻ではついにダンジョンの主、狂乱の魔術師・シスルとの対決がはじまります。
ライオスたちの目的は、最初は迷宮を攻略して願いをかなえることでした。今の目的は、ファリンを助け、狂乱の魔術師をたおしてライオスが迷宮の主として理想郷をつくり上げること。
しかし、別のパーティーのカブルー、そしてエルフの一団・カナリア隊はまた別の目的を持っているようです。
そんな中ではじまったシスルとの対決。戦いはどんな結末を迎えるのか。
ダンジョン飯のファンなのであえて厳しいことを言いたいと思うんですが、ちょっと複雑にしすぎちゃったのかなという懸念はありますね。
今、ダンジョン飯はライオス一行とカブルーとカナリア隊という2つのパーティーがそれぞれ別の視点で物語が進んでいくという事態になっています。読んでいてちょっと時系列が混乱してしまうんですよね。
シスルもラスボスにしてはかわいそうです。あるいはまた別のラスボスがあらわれるのかもしれないですが…。
「ダンジョン飯」のこれからは?
ここからは考察ですが、「ダンジョン飯」は結局、ゲームっぽいところがいいところだと思うんですよね。
最初は、ドラクエやFFっぽい世界観だと思ったんですが、設定を考えるとたぶんもっとクラシックなウィザードリィとかの世界が近いかなと思います。ウィザードリィのダンジョンって結構複雑なんですよね、動く壁とかテレポートとか。
コミカルなところも忘れないでほしいですね。ゲームのおもしろさをまじえつつ、三谷幸喜作品のシチュエーションコメディのような展開をファンとしては期待したいところです。
まとめ
「ダンジョン飯」、そして「ダンジョン飯ワールドガイド冒険者バイブル」はHARTA COMIX(KADOKAWA)から発売されています。ぜひ読んでみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。
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