まとめ

2020年11月発売 短いマンガランキング!!

2020年11月に発売したマンガをランキング形式で紹介します!

11月に5巻以内で完結したマンガと短編集、ファンブックが対象です。

あくまで個人的に面白かった順番ですのでご了承ください。

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13位 それは、君が見た青だった(3巻完結)

三永ワヲさんのマンガです。女子高生が親友の突然の死に向き合っていく話です。

「親友の死」、「恋」、「ノスタルジックな風景」などのテーマは分かるんですが、逆に言うとそのテーマしか見えず、気持ちのつながりが見えないし、説得力もありません。

唯一の救いは全編カラーで絵がきれいなことですね。

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12位 ヒメカに、僕は。(1巻完結)

小学2年生の主人公・リタが同級生のロボット・ヒメカに恋心を抱く話です。小学生のほのぼの恋愛ストーリーと思いきや、リタはヒメカのロボットの体に性的な魅力を感じている一風変わった男の子。「メカ少女」というかなりマニアックなジャンルに踏み込んだ作品です。

設定年齢が低すぎるためか、刺激度が少ないような気がします。作者の新貝田鉄也郎さんは画力の高いベテラン作家さんですが、この作品に関してはマニア向けですね。

11位 千の夏と夢(短編集)

鯨庭さんの初の短編集。龍、鬼、グリフィンといった幻獣が登場するファンタジー短編が5つ収録されています。

細かい描写から幻獣に対する愛が伝わってきますね。登場人物の見せる恐怖や悲しみの感情を表現するのも上手いです。

ただ、デビュー作だけあって、画力やコマ割り、展開はちょっと無理やりな部分があります。

10位 とりまウチらに話してみ? ~テンアゲギャルが世界を救う~(1巻完結)

渡瀬ほまりさんの初の書籍化作品。テンアゲ(テンションアゲアゲ)ギャルJK3人組のギャグマンガです。

ギャグが面白いというよりは、テンションが高すぎて内容が入ってこないのが逆に面白い感じですね。

9位 アンドロイドタイプワン(3巻完結)

YASHIMAさんのマンガです。舞台はタイプワンという少女型のアンドロイドが普及した近未来。主人公・沢渡とアンドロイド・ユイとの交流と様々な事件を描いています。

最後はちょっと打ち切り感がありますが、現代にもつながるような世界観がリアルで面白いですね。SF好きにはおすすめ。

8位 魔女をまもる。(3巻完結)

槇えびしさんのマンガ。実在した医師・ヨーハン・ヴァイヤーが、魔女と恐れられてきた人、現象を医術で治していきます。

ファンタジーではないんですが、ダークファンタジーっぽい雰囲気のある作品ですね。歴史モノの要素もミステリー要素もある物語です。

7位 出会ってしまったツルとカメ(2巻完結)

むんこさんの4コママンガ。不良っぽいけど働き者の高校生・鶴田くんと変わり者の女の子・亀井さんのラブコメディです。

現実からは少しかけ離れているかもしれないですが、青春時代の恋愛を思い出させるストーリーですね。

6位 ねこだまり(4巻完結)

郷原さんのマンガ。3匹の猫と暮らすOLの話です。

猫がただただかわいいというだけでなく、動物として猫を描いた視点が新鮮です。猫好きには特におすすめ。

5位 ゴールデンカムイ公式ファンブック 探求者たちの記録

大人気マンガ、ゴールデンカムイの初の公式ファンブック。

半分くらいはキャラクターの説明ですが、もう半分はアイヌの文化や裏話などが掲載されています。

個人的には裏話の方に興味があったので、キャラクター説明は短くしてほしかったですね。12月に発売になる24巻を読んでから購入したほうがいいかも?

4位 浄土るる短編集 地獄色

17歳で描いた短編「鬼」が話題となった鬼才、浄土るるさん初の書籍化作品です。

かわいらしい少女のようなキャラクターと残酷な表現とのギャップがショッキング。

ギャグ的な要素は一切なく、むしろ怒りのような感情を読み取ることができます。現代日本の風刺ともとれますね。

3位 イトイ圭作品集 ナインストーリーズ(短編集)

「花と頬」のイトイ圭さんの短編集。その名の通り、9つの短編が収録されています。

恋愛モノが多いですね。社会人同士の恋からファンタジーまで多彩なラインナップです。

151ページでちょっと短めなのが残念。

2位 最後の遊覧船(2巻完結)

すぎむらしんいちさんのマンガです。スキャンダルで炎上した美人脚本家・洋子の恋と仕事の物語。

ほぼコメディですが、笑いの中に哀愁が漂っています。

ループと脚本という2つのモチーフが巧妙に仕掛けられている物語。まるで連続ドラマのようです。

1位 夕凪に舞え、僕のリボン(2巻完結)

1位は黒川裕美さんのマンガ、「夕凪に舞え、僕のリボン」です!

「男子が新体操をする」という、「ウォーターボーイズ」を連想させる物語ですが、コミカルな要素はなくて、自分の個性と家族に向き合った一人の男の子を非常に丁寧に描いています。

1980年代の広島を舞台にしていて、地域性も時代感もリアルですね。主人公の凛太郎は母の死をきっかけに内気になってしまった小学生。しかし、新体操に出会うことで少しずつ変わっていきます。ただ、家が貧乏だったり、周囲の理解がなかったりと様々な壁が立ちはだかります。凛太郎を思わず応援したくなるんですよね。超おすすめです!

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