どうもこんにちはきたはちです。
5巻以内完結や短編集など短いマンガをこよなく愛しています。
この記事では、2022年4月に発売された短いマンガの感想をまとめていきます♪
この記事はこんな人たちに向けて書いています
マンガが好きな人、なんでも読む人、何を読めばいいか迷っている人
2022年4月発売の短いマンガ5作品
今回はこちらの厳選5作品をレビューします♪
話題作の『タコピー』の他にも気になるものがありました!
- タコピーの原罪 下巻(タイザン5)
- あと一歩、そばに来て(武田 登竜門)
- かりそめのあい(辻 恵)
- 真夜中の訪問者 -ハトリアヤコ作品集-
- 怖習(茸谷 きの子)
タコピーの原罪 下巻(タイザン5)
話題作の完結!
上巻は第1話から主人公・しずかちゃんの自殺という衝撃の幕開け。
上巻のラストも絶望的な展開。どうやってこのピンチを乗り越えるのか!?
最初のインパクトがすごいだけでなく、最後までテンション高くえがかれています。どうなるかわからない展開を上手く収束させて、納得のいくラストになっているのではないでしょうか。
上手いなと思ったのが感情表現。まるでこちらに語りかけているような臨場感があります。
冷たくてイマドキの小学生たちがどう変化するのかがみどころです!
あと一歩、そばに来て(武田 登竜門)
久しぶりにマンガを読んで泣きました。
武田登竜門さんの短編集。一癖ある男女の出会い、愛のかたちをえがいた作品が多くを占めています。
『大好きな妻だった』は名作です。先が読めていたのに思わず涙腺がゆるんでしまいました。あらすじを説明しないのでとりあえず読んでほしい作品です。
秘境を訪れた二人の探検家。祭壇には多くの人骨が。村人は二人を静かに見守るだけだったが…。(『楽園』)
かりそめのあい(辻 恵)
男性型アンドロイドと人間との心と体の関係をえがいたSF短編集。いやらしさはあまりなくて、上品で考えさせられる一冊になっています。
最後の『アンドロイドの花むこ』という短編は、時代を経た関わりがえがかれていて壮大さすら感じます。
ある夫妻が所有している家事代行アンドロイド・ハル。ハルは妻の欲求を満たすために新しい「仕事」を命じられる。(『家事代行機械ハルくん』)
真夜中の訪問者 -ハトリアヤコ作品集-
ハトリアヤコさんの作品集。人生の悩みとか後悔をうまくほじくりかえしています。
過去のことをいつまでも悔んだり、悩んだりしているのは自分だけじゃないと思うと、救われた気持ちになります。
小学校の同窓会に出席することになったかおる。同窓会で再会したしのざきは子どもの頃とちがって明るくなっていた。昔はよく虫をいじめていて暗かったしのざき。あの頃はみんな子どもだった。(『カタツムリ溶かす』)
怖習(茸谷 きの子)
茸谷きの子さんのホラー短編集。ワンショットでえがかれる作品はゲーム的で新感覚!読者に語りかけるような臨場感がいっそう怖さを感じさせます。
夫の転職で見知らぬ地に引っ越してきた田池園美。その地域では葬式で宴会を開く風習があった。予想に反し、宴会は楽しく進んでいたが…。(『人妻が変な葬式に出る話』)
まとめ
というわけで今回は以上です。最後までよんでくださってありがとうございました。
『タコピー』は必読!今まで手に取らなかった人もだまされたと思って読んでみてくださいね!
『あと一歩、そばに来て』もおすすめですね♪
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