田島列島さんの漫画「子供はわかってあげない」のあらすじやみどころについて紹介していきます!
「子供はわかってあげない」は上白石萌歌さん主演で2021年に実写映画化が予定されています!
田島列島さんは2020年に第24回手塚治虫文化賞新生賞を受賞している今注目の漫画家さんです!
どんな作品なのか紹介しますね!
漫画「子供はわかってあげない」実写映画化!?あらすじみどころ紹介
「子供はわかってあげない」はモーニング(講談社)で2014年に連載されていた田島列島さんの漫画です。
上下巻完結です。
実写映画は2020年の6月公開予定でしたが、2021年に公開が延期されました。
この記事はこんな内容になっています。
あらすじ
登場人物
魅力①1.5ページに1回笑える!
魅力②情報量が多いのにみんなが活躍!
魅力③ユーモアにまざった人生のエスプリがいい
あらすじ
水泳部の高校2年生、朔田美波は絵にかいたような幸せ家族。
しかし最近、実の父親らしい人から謎のお札が送られてくる。
そんなとき、朔田さんは学校の屋上で魔法左官少女バッファローKOTEKOを筆でかいてた書道部の門司くんと出会う。
門司くんのお兄ちゃんはたまたま探偵だった。
しかも、門司くんのお兄ちゃん・明大は性転換して女の人になっていた!
さらに、朔田さんの実の父は新興宗教の教祖で…!?
夏休みに巻き起こる、笑えて冒険して感動する青春ラブ探偵コメディーです。
登場人物
朔田さん
朔田美波。高校2年生。
水泳部で2年生で唯一大会に出場するほどの実力があるが、あまりにマイペース。
母は朔田さんが5才のときに再婚。
今の家庭をこわさないよう、実の父の行方をこっそり探偵の明ちゃんに依頼する。
アニメ・魔法左官少女バッファローKOTEKOのファン。
門司くん
門司昭平。書道部員。
祖父は書道の大家。自分も書道の先生になって小学生に教えたりする。
アニメ好き。
明ちゃん
門司明大。
性転換して今は女性。探偵だが、受ける仕事はほとんど垂れ幕書きやメニュー書きなど。
性転換してからおじいちゃんに勘当され、今は古書店に居候している。
藁谷友充
朔田さんの実の父。
新興宗教「光の匣」の教祖。
超能力をもっている!?
魅力①1.5ページに1回笑える!
「子供はわかってあげない」は1.5ページに1回くらい何らかのネタが仕込まれています。
登場人物もみんなユーモアたっぷりの人ばっかり。
ちょいちょい小ネタをはさんできます。
かといって無意味に小ネタがあるわけではなく、ちゃんとそのユーモアがキャラクターのおもしろみにつながっているんですよね。
まるで宮藤官九郎さんの脚本のようです。
つらいことがあっても迷ってても漫才みたいなノリで乗り切るのがおもしろいですね。
魅力②情報量が多いのにみんなが活躍!
あらすじや登場人物はなんとか要約しましたが、「子供はわかってあげない」は結構情報量が多いんですよね。
めちゃくちゃ小ネタが多いのも原因なんですけど。
たとえば、朔田さんの水泳部の顧問とか水泳部の友達もいるし、門司くんの書道部の友達とかもいるし、登場人物をあげたらきりがないんですよね。
じんこちゃんっていう小さい女の子が個人的には好きなんですけど。
それぞれの登場人物にもいろいろバックグラウンドがあるにもかかわらず、文字量もあんまり多くないし、情報が頭の中にすっと入ってくるんですよね。
登場人物みんなが活躍してるマンガですね。
魅力③ユーモアにまざった人生のエスプリがいい
「子供はわかってあげない」は小ネタが多いだけじゃなくて人生のエスプリがまざってるのがいいですね。
たとえば、門司くんが字がうまくなった秘密です。
門司くんは小さいころ、明ちゃんにこんなことを言われます。
「習字がうまくなると『火』って書いただけで火が出てきて敵をやっつけられるんだぜ」
それ以来、門司くんは一生懸命練習して字が上手になりました。
ただの笑い話といわれればそうかもしれませんが、何かが上達するきっかけなんて案外単純なことなのかもしれませんよね。
こういった「笑えるけど意外と真理をついてるんじゃないか」っていうセリフが照れ隠しみたいでいいんですよね。
すこし肩の力がぬけるような気持ちになります。
まとめ
「子供はわかってあげない」はたくさんの登場人物がユーモアたっぷりに大活躍して、ちょっとした人生のエスプリも光る作品です。
青春を感じる恋愛もあったり、探偵も出てきたリ、感動もあったりで盛りだくさんですね。
ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。
電子書籍も検索してみてください。
コメント