少年少女×宇宙のマンガが読みたい!
という人におすすめなのが今井哲也さんの「ぼくらのよあけ」です。
ノスタルジックな夏の感じと夢がつまった宇宙の近未来感でワクワクが止まりません!
子どもが読んでも間違いないし、大人がノスタルジックに浸るのもいいですね。
後半の展開もアツいです!
感動の涙もありますよ。
気になる中身について紹介していきますね。
「ぼくらのよあけ」あらすじとみどころは?少年少女の宇宙漫画!
「ぼくらのよあけ」は今井哲也さんの漫画です。
講談社・月刊アフタヌーンで2011年に連載されていました。全2巻完結です。
「ぼくらのよあけ」は2012年にSF作品に贈られる星雲賞候補作にあがっています。
この記事はこんな内容になっています。
あらすじ
オートボットとは?
登場人物
魅力①ほどよい近未来感がワクワクする!
魅力②夏休みっぽさがたまらない!!
魅力③クライマックスがめちゃくちゃ盛り上がる!
あらすじ
![](https://kitamanga.com/wp-content/uploads/2020/06/2387986_s-min.jpg)
2038年、夏。
SHⅢ・アールヴィル彗星が約30年ぶりに地球に最接近していた。
そんなとき、オートボット・ナナコに突然のりうつった遠い星からきた宇宙船のAI。
ゆうまは、しんご、銀くんとともに宇宙船の打ち上げを手伝うことになる。
オートボットとは?
![](https://kitamanga.com/wp-content/uploads/2020/05/3104926_s-min.jpg)
家事全般をこなしたり、予定を知らせたりすることができる家庭用のアンドロイド。
オートボットには人工衛星SHⅢの人工知能が応用されて使われている。
見た目は、人の頭のようなもの1つとアイロンのようなもの2つのそれぞれが浮遊しているような形状。
宇宙のことにも詳しい。
登場人物
ゆうま
沢渡悠真。小学4年生。
勉強は苦手だが、宇宙のことになると詳しい。
ナナコのことを毛嫌いしている。
ナナコ
沢渡家のオートボット。女の子の設定。
他のオートボットと比べるとかわいらしく人間味あふれる性格にみえる。
ゆうまに対しては母親のように口うるさい。
しんご
岸真悟。ゆうまと同じクラスの小学5年生。
ちょっとひかえめ。
銀くん
田所銀之介。小学6年生。
父を早くして亡くした。母は看護師で家ではひとりでいることが多い。
冷静でやさしい。ゲームが超強い。
わこすけ
岸わこ。小学5年生。しんごの姉。
同級生とSNSばっかりしている。
河合花香
宇宙船のコアを持っていた少女。
沢渡はるか
ゆうまの母。
ナナコが来てから言うことを聞かなくなったゆうまに手を焼いている。
何か秘密を握っているようだ。
魅力①ほどよい近未来感がワクワクする!
・アニメ「電脳コイル」(Amazonプライムビデオ)
基本的な風景は現代の日本と変わらないのですが、オートボットや近未来的なおもちゃとか身の回りのものが進化しててリアル感があるんですよね。
世界観的にはアニメ「電脳コイル」に近いですかね。
技術的な説明についても結構細かく作りこまれていて、思わず納得させられちゃいます。
各話の最後についている2038年に実現している技術の説明もうれしいですね。
宇宙船のAIに出会ったときのゆうま、しんご、銀くんの3人の反応も興奮が伝わってきます。
宇宙を感じさせる演出も随所にあって本当にワクワクしますよ。
魅力②夏休みっぽさがたまらない!
![](https://kitamanga.com/wp-content/uploads/2020/06/1816606_s-min.jpg)
夏休みを感じさせるノスタルジックさもたまらないですね。
水遊びでびしょびしょになる感じとか、夕暮れに缶けりして遊ぶとことか、夏の夜の街並みとか。
なかでも印象的なのはセミの鳴き声が随所で出てくるんですよね。
夏っぽい季節感が気持ちを盛りあげてくれますよ。
魅力③クライマックスがめちゃくちゃ盛り上がる!
![](https://kitamanga.com/wp-content/uploads/2020/08/3728262_s-min.jpg)
終盤に向けてだんだん盛り上がってくるストーリーがいいですね。
子ども同士のケンカとかすれ違いとかも物語の味付けとしてすごくいいです。
「えー!こうなるの!」っていういい意味の裏切りとかもありますしね。
だんだんスケールが大きくなってくる加速感と涙をさそう感動の展開がすばらしいです。
まとめ
「ぼくらのよあけ」は宇宙が大好きな少年・ゆうまが「宇宙船を打ち上げる」という目的に向かってみんなと協力してつっぱしるストーリーです。
夏を感じさせるノスタルジックさと宇宙の感じがワクワクしますね。
夢のつまったいい夏休みの思い出になります。
ぜひ読んでみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。
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