1巻完結,短編集

「アルプススタンドのはしの方」1巻完結漫画レビュー!

漫画「アルプススタンドのはしの方」が2020年8月28日に発売されました!

こんにちは。きはたちです。

5巻以内で完結する漫画や短編漫画を中心に読んでいます。

「アルプススタンドのはしの方」は高校演劇をやってきた人や、高校野球ファンにはだんぜんおすすめしたい青春マンガですね。

あらすじや魅力について紹介していきますね!

スポンサーリンク

「アルプススタンドのはしの方」ってどんな漫画?

「アルプススタンドのはしの方」は兵庫県の東播磨高校演劇部顧問を務めた藪博晶さんが原作です。

高校演劇として2016年に初演され、2017年に第63回全国高等学校演劇大会で文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞しました。

2020年7月には実写映画化され、全国で順次劇場公開されています。

映画も好評のようですね。

漫画は、本作でデビューとなる森マシミさんが担当されています。

小学館から発行されています。全211ページで1巻完結です。

スポンサーリンク

あらすじ

高校演劇の大会で自分の作品を披露することができなかった安田あすは

野球部のエースピッチャー・園田の影に隠れ、野球をあきらめた藤野富士夫

園田への恋をあきらめかけている、勉強だけがとりえの宮下恵

演劇大会欠場の原因を作ってしまった田宮ひかる

野球部の応援に参加するかどうかをめぐる思いを4人それぞれの視点から描く。

”アルプススタンドのはし”で応援している高校生たちの青春ストーリー。

登場人物

安田あすは

演劇部部長。脚本担当。

全国大会出場を目標にするなど熱意が強かったが、演劇大会欠場をきっかけに心が折れてしまった。

藤野富士夫

野球部のエースピッチャー・園田に実力で勝てないと悟り、野球部の退部を選んだ元ピッチャー。

宮下恵

園田に恋をしているがあきらめかけている。

定期テストは毎回学年トップ。

田宮ひかる

演劇部。演劇大会欠場の原因を作ってしまった。

あすはに伝えきれていなかった思いがある。

園田

野球部のエースピッチャー。顔もハンサムで女子に人気。

久住智香

吹奏楽部。明るくてかわいくて成績も優秀。

矢野

万年補欠の野球部員。

1つのシーンを4つの視点で描く!

「アルプススタンドのはしの方」は同じシーンを4人の視点で描いています。

安田、藤野、宮下、田宮がそれぞれ主役になります。

昔、「涼宮ハルヒの憂鬱」で「自分がこの世界の主役じゃないのがわかった」という一説があったのを思い出しました。

「アルプススタンドのはしの方」はその逆で、全員がそれぞれの人生の主人公なんだっていうことが伝わってきますね。

いろいろな人物の視点で物語が進むところは、ロールプレイングゲームやノベルゲームにも似ています。

応援が主役!

「アルプススタンドのはしの方」は野球を題材にしているにもかかわらず、「野球をやっているシーンがあまりない」というおもしろい構成になっています。

そのかわり、応援する登場人物たちが主役として輝いています。

登場人物たちは夢や恋をあきらめかけていますが、球児たちに自分を投影して、自分自身も変わろうというエネルギーにします。

グラウンドの選手たちからもらったエネルギーを、登場人物たちが行動に移すことによってドラマが生まれます。

「はたしてどういう行動に移すのか」というのがみどころですね!

「青春ドラマはグラウンドだけじゃなくてスタンドでも起こっている!」というアツい展開です!

クライマックスが盛り上がる!

「アルプススタンドのはしの方」は演劇作品だけあってクライマックスが盛り上がるんですよね。

ひとつひとつのドラマが積み重なっていって最後にみんなが一体になるっていう展開がいいですね!

一人一人に見せ場がある脚本ですし、盛り上がりどころもあって高校演劇で賞を取るのも納得です。

映画や演劇の方も観てみたくなりますね。

味のある絵がいい!

漫画を描く森マシミさんの絵もいい味出してるんですよね。

デビュー作だけあって上手さは目立ちませんが、素直で力強い線や表情が高校生たちの心の強さやたくましさを表してる気がします。

内履きがサンダルだったりする細かいデティールもうれしいですね。

まとめ

「アルプススタンドのはしの方」は高校演劇の原作だけあって、一人一人が輝く見せ場がありつつ、クライマックスに盛り上がるという明快さがありますね。

野球を描いているのに、視点を応援席に移したというのも新鮮です。

原作は恥ずかしながら見ていませんが、森マシミさんの漫画から高校生の素直さや力強さが伝わってきます。

あなたの心にもきっと響く青春物語です!

ぜひ読んでみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました