ジョジョって今いちとっつきにくいんだよな
絵が気持ち悪いし苦手
という人はぜひジョジョ4部から読んでみてください。
『ジョジョの奇妙な冒険Part4ダイヤモンドは砕けない』を読んでいると、
数年前に滞在した仙台市の思い出がよみがえってきます。
飲み屋でとなりに座ってた女性を介抱したら、
翌日、飲み屋のマスターが滞在先にスイカを届けにきてくれました。元気かなあ。
ジョジョが嫌いな理由
①絵が気持ち悪い
②長そう。第何部とかよくわからない。
③「ジョジョ立ち」とかわからない
①絵が気持ち悪い
私自身はジョジョの絵柄が苦手でジャンプで連載中の当時は読んでいませんでした、
血が出たり、すこし気持ちわるかったりする絵が出てくるからです。
②長そう。第何部とかよくわからない。
たしかにね。
たしかにジョジョは長いです。
私が小学生の時に連載していた当時も3部ですから、途方もないですよね。
③「ジョジョ立ち」とかわからない
わかんないですよね。
変なポーズしてるだけですもんね。
「ジョジョ4部」の概要(読み飛ばし可)
①概要・あらすじ
②スタンド
③ジョジョの3部までは?
①概要・あらすじ
『ジョジョの奇妙な冒険Part4ダイヤモンドは砕けない』は「週刊少年ジャンプ」で1992年~1995年まで連載されていた荒木飛呂彦さんのマンガです。
日本の架空の町・杜王町を舞台に巻き起こる不思議な出来事を、高校1年生のちょっと不良な主人公・東方仗助たちが解決していく物語です。
杜王町で15年前から人知れず殺人が繰り返されていることに気づいた仗助たちは、殺人鬼を探し出し、やがて追い詰めていきます。
②スタンド
スタンド(幽波紋)は前作のPart3から登場します。
分身や守護霊みたいなもので、スタンドによって特殊な能力を使うことができます。
外見はロボットや超人のようであり、能力も様々です。
本作の主人公・東方仗助のスタンド能力は、殴ったものを元通り直したり、元の位置に戻したりする能力「クレイジーダイヤモンド」です。
その他にも、時を止めたり、町中のお金を拾ってきたりするスタンドなど、形状も大きさも数もさまざまなものが物語中に登場します。この能力を使ってバトルをしたり、謎を解いたりするところが物語の見どころの一つとなっています。
ちなみに、スタンドの名前は主に洋楽が元ネタになっていますので、興味があったら聞いてみてください。
③ジョジョの3部までは?
『ジョジョの奇妙な冒険』は1987年から荒木飛呂彦さんが書き続けている作品です。
最新作「Part8ジョジョリオン」は現在も連載中です。
Part1~3までは、ジョースター家と永遠の命をもつ吸血鬼、吸血鬼をも凌駕した「柱の男」、そして吸血鬼DIOとの戦いを描いています。
Part3で吸血鬼との戦いは終わりを告げ、Part4では前作の主人公・空条承太郎が登場します。
そして、貫かれた者にスタンド能力を発現させる「弓と矢」が設定として引き継がれています。
「ジョジョは大丈夫だよ」な理由
①ミステリー・サスペンス・ホラーだと思えばいい
②どこから読んでもいい
③ジョジョ立ちの理由
④人気だから
⑤大人向けだから
①ミステリー・サスペンス・ホラーだと思えばいい
絵が怖いのはしょうがないです。
だって「ジョジョ4部」は最終的に殺人鬼をやっつける話ですから。
話に必然性があれば絵が怖い理由もちょっとは理解できますよね。
②どこから読んでもいい
「ジョジョ4部」は〇部で分かれているのでそれぞれ独立した作品として楽しめます。
現に、私も1部と2部と7部は読んでないです。
どこから読んでもどれを読まなくても自由です。
③ジョジョ立ちの理由
「ジョジョ立ち」はちょっと変わったポーズだからってネタにされたりされなかったりしますが、
もともとは、作者の荒木飛呂彦さんが、ファッションや美術に影響されているからなんですよ?
だからオシャレで美しいんです、ジョジョ立ちは。
あと登場人物が全員ずっとジョジョ立ちしてるわけじゃないですから。
④人気だから
私は大学の友人の間であまりにジョジョの人気が高かったので、
「そんなにおもしろいなら読んでみよう」と思い、読むことにしました。
今や、ジョジョは親世代がリアルタイムで体験して、子世代がアニメで見てるような状態です。
コナンとかそういうレベルです。
コナンだって殺人事件だし、そんなこと言ったら。
⑤大人向けだから
荒木飛呂彦さんは、少年誌で連載していたにもかかわらず、「子どもむけに描いていない」と明言しているそうです。
当時読んでいなかった大人も、また、ジョジョに触れてこなかった世代の人も、最近の映画化やアニメ化もあってジョジョを知ってハマっている人が増えているそうです。
「大人が読んでおもしろいなら読んでみよう」と思いませんか?
ジョジョは「4部」から読んだほうがいい理由
①日常を描いている
②オムニバス形式だから
③悪者とのバトル
④実在の街を舞台にしている
⑤実写映画とかスピンオフ作品とかになってるから
①日常を描いている
「ジョジョ4部」では主人公・仗助たちの日常を描くシーンが数多く描かれています。
日本の高校生の日常ですからいわば学園ドラマです。
学校に行ったら、同級生が能力者だったりします。
散歩をしてたら、鉄塔に住み着く変な人がいたりします。
イタリアンレストランのシェフや、エステ店の店主でさえスタンド使いとして登場します。
日常に潜んでいるかもしれないちょっとした不思議なことをテーマにしています。
一気に親しみやすくなりましたよね?
②オムニバス形式だから
「ジョジョ4部」はオムニバス形式です。
話が一つ一つ完結してるのでちょっとずつ読み進めることができます。
だから飽きっぽくても大丈夫。
殺人鬼を追い詰めるという大きな軸がありますが、サイドストーリーもたくさんあって楽しいですよ。
③悪者とのバトル
「ジョジョ4部」は悪者が出てきてバトルします。
コナンでいえば殺人事件の犯人が特殊な能力を持ってるような感じです。
そんな犯人無敵じゃん!勝てない~!
っていところがおもしろいんです。
③実在の街を舞台にしている
物語の舞台の杜王町は、地理的には宮城県東松島市、街の概要は仙台市泉区や宮城野区をモデルにしているといわれています。
作者の荒木飛呂彦さんも仙台市出身です。
『ジョジョ4部』にも実際のお店をモデルにした仙台市中心部にある「靴のむかでや」や地元のローソンがモデルになったコンビニ・「オーソン」が登場します。
実在の場所が舞台だと親近感がわいてきませんか?
④実写映画とかスピンオフ作品とかになってるから
「ジョジョ」4部は実写映画になったりスピンオフになったりしています。
映画にしやすかったのは「4部」の舞台が日本で登場人物もほとんど日本人だからじゃないですかね。
スピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』では、主人公を「4部」の登場人物、漫画家の岸辺露伴がその取材先などで出会った不思議な出来事を描いています。
「岸辺露伴は動かない」についてはこちらの記事を読んでください。
日常に潜む不思議がオムニバス形式で続いた話なので、応用がしやすいんだと思います。
原作と見比べるのも楽しいですよ。
まとめ
『ジョジョ4部』は日本を舞台にしていて仙台市をモデルにしながらも、独特な雰囲気を作り出しています。
なにげない日常の中に不思議が隠されていると思うと、街を歩くのがわくわくしてくるかもしれません。
もしかしたら、あなたの街のあのお店の角を曲がったら、異世界に続いているかもしれませんよ。
ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。きたはちでした。
電子書籍ならカラー版もあります。
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