鬼滅の刃23巻のジャンプ連載時にカットされ、描きたしがされた部分についてまとめてみました!結末に関わる部分について多少ネタバレになるので、結末をまだ知らない人はご承知の上で読んでください。
学校や会社で話してみてくださいね!
鬼滅の刃23巻の描きたし部分は26ページ
事前情報として、鬼滅の刃公式Twitterにて23巻の描きたし部分が合計26ページであることが告知されていました。吾峠さん(ワニ先生)の直筆文章とともに告知された内容はつぎの通りです。
①少年ジャンプ本誌で掲載時にカットした部分が8ページと6ページ(途中に差し込まれている)
②描き下ろしイラスト4ページ
③描き下ろし特別マンガ8ページ
④あとがき文章2ページ
⑤幕間の描き下ろし鉛筆画11ページ(いつもあるやつ)
26ページとはこのうち①、②、③を指しているようですね。この記事では主に、①のジャンプ本誌でカットされたページついて検証していきたいと思います!
204話でカットされたのはコミックス176ページから183ページ!
204話でジャンプ本誌でカットされているのはコミックスの176ページからの部分です。
ジャンプ本誌では、炭治郎、禰豆子が善逸、伊之助とともに故郷に帰り、家族たちを埋葬したところに咲いた花に拝むところから、いきなり204話の最後のページにつながって、炭治郎たちが家の中を掃除するコマになります。
「いや、本誌ちょっとコミカルすぎだろ!」と思っちゃいましたね。あっさりしすぎちゃって、なんか軽いです。
204話でコミックスに挿入されたのはつぎの8ページです。
炭治郎たちが拝みながら、「父さん 母さん…」と独白とともに思いを家族に報告するシーン
善逸、伊之助と4人で家の中に入って伊之助が柱に傷をつけてもらうシーン
産屋敷邸、蝶屋敷、宇髄たち、煉獄親子、実弥、義勇の様子を描いたシーン
最後のナレーションも本誌にはなかったようです。あのナレーションは名もなき隊士たちの遺書の内容だったんでしょうかね。柱でもない物語にすら出てきてもいない人だったらいいなと勝手に思っています。
少なくとも、亡くなった家族に報告するところと最後のナレーションは必要ですよね。Twitterでは「追加ページでボロ泣きした」という声がありました。たぶん、家族に報告するところですよね。炭治郎たちの家の中を、町の人たちが綺麗にしてくれていたこともいいエピソード。
輝利哉が鬼殺隊の遺書と思われるものを読んでいるシーンも、それぞれのその後を描いているシーンも「追加されてよかった」という声がありました。
205話でカットされたのはコミックス190ページから195ページ!
205話でカットされたのはコミックス190ページからのシーン。
ジャンプ本誌では扉絵からいきなり善照が古文書を読むシーンにつながります。確かにつながらなくはないんですが、一気にジャンプのラブコメっぽくなりますよね。「最終回発情期」って言われてもしょうがないかもしれないです。
カットされたのは「僕は寝るのが好き」からはじまる炭彦のナレーションです。ここも過去とのつながりを感じさせるシーンなので、あったほうがより物語にひたれますよね。炭彦とカナタの性格も色づいて見えます。
205話にはあの人も!
205話には、ジャンプ本誌には載っておらず、コミックスではじめて追加された登場人物の子孫がいます。
それは縁壱の子孫とみられる親子。妻のうたさん(21巻登場)の子孫とみられる人と2人の子を連れています。縁壱はおそらく室町時代から戦国時代の人でしょうから、平和になるまでの時間も長かったでしょうね。
ん?ということは炭治郎たちの大正時代にも縁壱の子孫がどこかに生きていたっていうこと?いや、違うか。だって炭治郎が日の呼吸を使えたってことは炭吉さんの血も縁壱の血も継いでいたってことですからね。炭治郎の時代に、一度血が一緒になって、どこかでまた分岐したってことでしょう。そういうことにしましょう。うんうん。
まとめ
本誌でカットされた部分は以上です!あとは、本誌の方では扉絵がカラーになっていたり、背景やセリフのフォントが微妙に変わっていたりします。どうしても気になる人は「ゼブラック」でジャンプ本誌の電子版が購入できるので見比べてみてくださいね。204話は2020年23号、205話は24号にあたります。
これで謎は解けましたね。あとがきの文章はあったし(④)、幕間にもイラストがありました(⑤)。そして描き下ろしイラストは4ページ(②)。コミックス205話の子孫たちの解説と、登場人物たちを写真のように並べたイラストですね。
「生まれてくることができて…」から始まる8ページが描き下ろし特別マンガですね(③)。
はい、スッキリ!
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