1巻完結,短編集

新刊マンガ紹介「恋、ヒトゴトに及ぶ」感想(1巻完結)

どうもこんにちはきたはちです。

5巻以内完結や短編集など短いマンガをこよなく愛しています。

タカハシノブユキさんのマンガ『恋、ヒトゴトに及ぶ』が3月30日に発売されました!おめでとうございます!

今回は『恋、ヒトゴトに及ぶ』の魅力を紹介します!

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『恋、ヒトゴトに及ぶ』ってどんなマンガ?

僕が彼女を好きなように、彼女も誰かの事を好きになる…恋とか愛とか夢だとか、抱いた想いはいつか誰かのもとへたどり着く。アワーズ初登場の新鋭作家が描く恋と縁がつなぐ青春ほろにがショートオムニバス!

恋、ヒトゴトに及ぶ Amazon商品詳細ページより

『恋、ヒトゴトに及ぶ』は「報われない恋」をテーマにしたオムニバスストーリーです。失恋ソングを聴いているようなセンチメンタルな気持ちになりますね。

あなたも叶わなかった恋を思い出して、ほろにがい気持ちを味わってみませんか?

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魅力①絵がオシャレ!

このマンガでまず最初に目に入ったのがタカハシさんのオシャレな絵です。

イラストっぽい絵柄がオシャレですね。登場人物のファッションもトレンドを取り入れています。

絵柄によってはトレンドのファッションを取り入れていると不自然な絵になる場合もありますが、タカハシさんの絵はイラストっぽいのでよく合っています。

背景も魚眼など凝ったパースが使われていてスタイリッシュです。

魅力②センチメンタルすぎない

失恋ものはひとりよがりになりがちですが、『恋、ヒトゴトに及ぶ』はそこまで感傷的じゃないのがいいですね。オムニバスストーリーの短さも適度です。

あなたにも「こういう事、昔あったなあ」なんて思い当たることがあるんじゃないでしょうか?

魅力③オムニバスな群像劇

『恋、ヒトゴトに及ぶ』はオムニバスですが群像劇にもなっているのがおもしろいですね。

登場人物が微妙にリンクしていてるのでさまざまな人に感情移入できます。

絵もオシャレですが、ストーリーの構成もオシャレになっていますよ。

タカハシノブユキってどんな漫画家?

タカハシノブユキさんは2019年にモーニングの新人賞『第9THE GATE大賞を受賞されています。受賞作の『目移り男の結論』も恋愛ものですね。

なんとなくアニメの『四畳半神話大系』を思わせます。

もしかして女性?

タカハシノブユキさんは名前からして男性っぽいですが、女性らしさも感じられます。

女性の気持ちがうまく表現されているんですよね。心の動きがこまやかです。

男性だったら逆にすごいですね。

振り切ったほうがいい?

『恋、ヒトゴトに及ぶ』はヤングキングコミックスから発売されていますが、女性向け漫画として振り切っちゃってもいいかなと思いました。

徹底的に女性目線でえがいた女性向けのマンガも読んでみたいです。

登場人物がもてすぎ?

タカハシさんはちょっとなさけない男性と不器用な女性をえがくのがうまいようです。

しかし、なさけなかった登場人物が別の話では違う誰かに好意を寄せられているんですよね。

あんまりもてたことがないのでわかりませんが、男性としては「こんなになさけなさそうなのにどうしてもてるんだろう?」、「好きになってくれる人がいるならくっついちゃえよ」と思っちゃうんですよね。「そんなに都合よくいろんな人に恋が生まれるかな?」と思ってしまいます。

まとめ

『恋、ヒトゴトに及ぶ』はセンチメンタルな恋愛群像劇マンガって感じです。女性にも男性にもおすすめですよ。

『恋、ヒトゴトに及ぶ』はヤングキングコミックス(少年画報社)から1巻完結で発売されています。ぜひ読んでみてくださいね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。

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