ヴィンランド・サガ24巻が10月23日に発売されました!おめでとうございます!
そこで、ヴィンランド・サガ24巻を読む前におさらいしたい設定を3つ紹介していきます!
前巻の23巻の発売が2019年の11月下旬なので約11カ月。
「あれ、この人誰だったっけ?」とか「前の話どうなってたっけ?」って思うことが正直あったんですよね。
24巻を読む前に、ちょっとした解説もあったほうが親切かなと思ったのでまとめてみました!
24巻の見どころも紹介しますね!
ヴィンランド・サガをまだ知らない方はこちらの記事をご覧ください。

ヴィンランド・サガ24巻あらすじとこれまでの経緯
東ローマ帝国への交易で莫大な資金を調達したトルフィン達一行はアイスランドに帰郷。故郷のアイスランドで結婚式を挙げたトルフィンとグズリーズはヴィンランド移住計画の賛同者を募る。そしてついに約束の地・ヴィンランドへの旅が始まろうとしている!
ヴィンランド・サガ24巻 Amazon商品ページより引用
23巻ではトルフィンたちがヨーム戦士団を治め、故郷のアイスランドまで戻ってきました。24巻はトルフィンの母・ヘルガや姉のユルヴァがいる生まれ故郷の村からはじまります。
おさらいしたい設定①ユルヴァの旦那って誰だっけ?

トルフィンの姉、ユルヴァには3人の子どもがいるんですよね。ということは旦那がいるってことですよね。
ユルヴァはアーレと結婚しました。
…アーレって誰だっけ?
アーレはイキがっていた村の若者です。トールズが殺されたときについていってアシェラッドに立ち向かい、返りうちにされました。
今じゃ丸くなってすっかりお父さんって感じですね。
ユルヴァも女だけの家で苦労した様子が3巻に描かれているので、きっと二人の間にもいろんなドラマがあったんでしょうね。
おさらいしたい設定②トルフィンはいつの間にお金持ちになった?

「東ローマ帝国への交易で莫大な資金を調達したトルフィン」―。
あれ?トルフィンっていつの間にお金持ちになったんでしたっけ?
そもそもトルフィンたちは、ヴィンランドへ行くための資金を稼ぐ交易のために旅を続けていました。トルフィンたちはアイスランドでハーフダンからイッカクの角を譲り受け、それを売るために東ローマ帝国へ向かっていたのですが、その途中にヨーム戦士団の戦争に巻き込まれてしまったのです。
ハーフダンからイッカクの角をもらったのが、奴隷から解放された後の14巻から15巻にかけて。
ヨーム戦士団の一件の後、二年のうちに交易の旅を終え、故郷に凱旋したのが23巻です。
ちょっと時間の感覚がマヒしちゃいますよね。
おさらいしたい設定③東ローマ帝国とかミクラガルドってどこだっけ?

トルフィンたちがイッカクの角で交易を行ったのが東ローマ帝国です。
そもそも東ローマ帝国って物語に出てきたっけ?
東ローマ帝国という言葉も、東ローマ帝国自体も物語の中には出てきていません。ヨーム戦士団の一件の後はすぐ二年後に飛んじゃいましたからね。交易の様子は出てきていないんです。
11世紀の東ローマ帝国(ビザンツ帝国)は当時マケドニア王朝。国土は現在のイタリア南部からギリシャ、トルコまで及んでいました。ミクラガルドとは現地の言葉ではビザンチウム、現在のトルコ、イスタンブールです。ミクラガルドは北欧の人々がつけた呼び名みたいですね。
トルフィンたちの旅路は23巻に登場しました。ヨムズボルグからミクラガルド(イスタンブール)までは、内陸を通ってドニエプル川を下って黒海を渡る旅路ですから結構ありますよね。きっとその間にもいろいろあったんでしょう。
(ドイツとポーランドの国境から船でラトビアまで行ってロシア、ウクライナを回って黒海からイスタンブールへ?)
まとめ・ヴィンランド・サガ24巻の見どころ!

トルフィンの生まれ故郷である村とハーフダンの農場が主な舞台です。
ヴィンランドへ行くメンバーを募集するのですが、意外な人物が集まってくるんですよね。LGBTQにも配慮したような内容になっていてとってもほっこりするエピソードです。あの大将軍も関わってるんですよ?
そしてハーフダンについに初孫が!意外なおじいちゃんぶりに思わず吹き出します!
商魂たくましくなり、また一皮むけたトルフィンのリーダーぶりも見どころですね。
ヴィンランド・サガ24巻は講談社から発売中です!
ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。

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