1巻完結,短編集

「よん&むー」ホラー漫画家伊藤潤二のギャグ猫日記!?1巻完結

抱腹絶倒のエッセイマンガが読みたい!

と思ったら「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」を読んでください!

巨匠・伊藤潤二さんがはじめての猫との生活をおもしろおかしく描いています。

猫の特徴もよく描かれていて猫好きならより楽しめますよ。

ホラー漫画のタッチで描かれるエッセイは爆笑ものです!

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「よん&むー」ホラー漫画家伊藤潤二のギャグ猫日記!?

こんな内容になっています。

・あらすじ

・概要

・キャスト

・顔がやばい!

・ねこがやばい!

・ギャグがやばい!

あらすじ

ホラー漫画家J氏は犬派であった。

婚約者のA子さんと実母とともに岐阜県の新築戸建てに引っ越してきたが、A子さんは大の猫派

A子さんは実家の千葉から「よん」という猫を連れてくるつもりだったのである。

「よん」だけならまだしも、「むー」という猫も新たに飼うことになってしまった。

「認めん 認めん 認めんぞ~っ!」

J氏一家の珍騒動が今、はじまる。

概要

「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」は2009年に講談社から出版されています。

10話+おまけページもついて全116ページです。

登場人物

J先生

ホラー漫画家。もともと犬派だったが、婚約者・A子さんの影響でだんだんと猫派に洗脳されていく…。

ウンコも好き。

A子

イラストレーター。猫派。千葉の実家でも猫を飼っている。通常時も白目のときが多い。

J先生の母

たまに登場。語尾が「に~」になるのは岐阜弁。

よん

A子さんの千葉の実家で飼っていた猫。

薄気味のわるい顔から「呪い顔の猫」と呼ばれている。(主にJ先生だけから)

まだ1才。

むー

「よん」だけでは寂しいだろうと新たに飼った猫。

ノルウェージャンフォレストキャット。

ちなみに名前の由来は「よん」は4番目、「むー」は6番目に飼った猫という意味から。

A子さんの千葉の実家には5番目に飼った猫「五郎」がいる。

顔がやばい!

A子さんがほとんどずっと白目なんですよね。

エッセイでギャグ漫画なのにホラーのタッチを一切崩してないところがおもしろいです!

まるでパロディ作家が描いたみたいですが、正真正銘、伊藤潤二さんの漫画なんですよね~。

J先生もよろこんだり、おどろいたりする顔が全部ホラーです!

とんでもない叫び声をあげるのが笑えます。

伊藤潤二さんの作品「うずまき」からのセルフオマージュもありますよ!

「うずまき」本格ホラー漫画は怖いだけじゃなく笑える!?
「うずまき」は伊藤潤二さんのホラーマンガです。勇気を出して読んでみましたが、テンポがよくてどんどん読み進められますよ。怖いだけじゃない魅力も紹介していきます。怖いのが苦手でも読みたくなるはず!?

ねこがやばい!

呪い顔の猫・よんの個性あふれる生態が笑えますね。

まるで人間のようなときもあれば、

J先生の幻覚によって謎のいきものに変身してしまうときもあります。

むーはかわいい猫なんですが、それでもやっぱり個性があります。

変な鳴き声の表現がおもしろいですよ?

猫の顔や体つきなど本当にリアルに描いてあるんですが、リアルなのに表情豊かで本当にコミカルです。

よんのあくびの顔が好きですね。

猫ってあくびをすると目の膜がちょっとだけ見えるんですよね。

細かいところまでよく描かれています。

よんとむーの実際の写真も収録されていますが、結構かわいいので漫画はオーバーに描かれているだけなんだなとほっとしますよ。

ギャグがやばい!

「よん&むー」はホラー漫画家のエッセイ漫画、しかも猫の漫画ということでそれだけでも興味をそそられるマンガです。

普通の生活を描いてくれているだけでも私はよかったんですが、「よん&むー」はギャグの畳みかけがハンパないです!

エッセイ漫画というよりエッセイ漫画寄りのギャグ漫画ですね、これは。

フツーのギャグ漫画のタッチだったら笑えないようなところも、ホラーのタッチにすると笑えてしまうのがズルいですね。

伊藤潤二さんの本職はホラー漫画ですが、ギャグ漫画もいっぱいみてみたいと思うはずですよ。

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まとめ

「よん&むー」は漫画家・伊藤潤二さんの謎の私生活が垣間見えるだけでなく、ギャグ要素がこれでもか!と詰め込まれたマンガになっています。

電車で読むときは注意してください!私は何回もふき出しました。

伊藤潤二さんの傑作「うずまき」をきっかけにこの本を購入しましたが、やはり私の目はまちがいではなかったようです。

ギャグのセンスがすごいです。「ホラーとギャグって紙一重なんだ」とわかる一冊になっていますよ。

お得でサクッと読める作品なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。

電子書籍も探してみてくださいね。

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