2~5巻以内完結

「百万畳ラビリンス」コミックLO たかみちの漫画って?

コミックLOって知ってますか?

成人向けのマンガ雑誌なんですが、

表紙の少女のイラストがきれいで雑誌の内容に見合ってなくて有名なんですよね。

そのコミックLOの表紙を創刊時から描いているのがたかみちさんです。

今回は、たかみちさんが描いたSFマンガ・「百万畳ラビリンス」を紹介します!

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「百万畳ラビリンス」コミックLO たかみちの漫画って?

こんな内容になってます。

・あらすじ

・概要

・ゲームを裏ワザで攻略するようなストーリー

・RPGでない独特の異世界もの

・ちょいちょい挟まれるセクシーシーン

・たかみちさんの絵が漫画になっているすごさ

・生きづらさを抱えている登場人物

あらすじ

玖波島礼香くばじまれいかはゲーム好きの女子大生。

礼香とルームメイトの庸子ようこは突然、アパートがいくつも組み合わさったような異世界に迷い込んでしまいます。

彼女たちは異世界から脱出できるのか?それとも…?

概要

たかみちさんの「百万畳ラビリンス」は少年画報社から2015年に上下巻で発売されました。

「俺マン2015」の6位、「マンガ大賞2016」の5位に入賞しています。

「百万畳ラビリンス」は、「ゲーム世界」、「裏ワザ・バグ」をテーマにしたお話です。

ゲームの世界に迷い込んでしまったというよりも、

私たちの住む世界がゲームになってしまったような感じですね。

しかも、その世界は壊れています。

蛇口から水が流れる先がトイレになっていたり、

屋根に畳が敷かれていたり、

建築基準法もあったもんじゃない、めちゃくちゃな世界です。

pixivコミックで1話だけ無料で読めますよ!

ゲームを裏ワザで攻略するようなストーリー

ゲームの裏ワザとかやったことありますか?

裏ワザでゲーム開発の裏側まで見えちゃうことがあるんですよね。

めちゃくちゃな世界に飛ばされた礼香と庸子は法則を見つけながら謎を解いていきます。

しかもその世界は攻略を想定されていない世界。

だから裏ワザを使わないと突破できないんです。

不思議な世界を探検するおもしろさと、ゲームを攻略する楽しさが合わさったようなマンガですよ。

RPGでない独特の異世界もの

最近、RPGの世界を舞台にした異世界ものの作品がたくさん出てきていますが、

「百万畳ラビリンス」はそれらとは一線を画した独自の世界観。

ゲームで言うならRPGというより海外のパズルアドベンチャーゲームのようですね。

たかみちさん自身も過去にスクウェアでゲーム開発に携わっていたようですからこういう世界観は得意なんでしょうね。

あとがきの「最も自分らしい作品になりました。」というコメントも納得です。

ちょいちょい挟まれるセクシーシーン

ちょっとですがセクシーシーンもありますよ?

物語の中で、礼香はちょいちょい裸になったり水着になったりします。

庸子は太めの女性でモデル体型とはとても言えません。

でも、わけあってスリムになって庸子も水着になっちゃいます。

少しでもサービスシーンがあったほうがうれしいですよね。

たかみちさんの絵がマンガになっているすごさ

たかみちさんはマンガ作品をあんまり残してないのにマンガがうまいんですよね。

絵が上手ければマンガも描けると思うでしょう?

イラストと漫画の描き方ってベタの塗り方とか、影の表現とかが違うんです。

イラストはカラーでマンガはモノクロですからね。

それに、マンガはストーリーもコマ割りも考えなくてはいけません。

だから、イラストがうまいからといってマンガがうまいとは限らないんですよ。

「百万畳ラビリンス」はちゃんとたかみちさんの絵でマンガになってるからすごいんです。

生きづらさを抱えている登場人物

主人公の礼香と庸子は閉じ込められた世界を突き進んでいくんですが、

矛盾が生じていくのがおもしろいですね。

「現実世界に戻る意味なんてあるのか」という壁にぶち当たるんです。

礼香も庸子も現実世界ではそんなに恵まれた生活をしているわけじゃありません。

特に礼香のほうが重症です。

2人だけで世界を探検している分には楽しそうなんですけどね。

果たしてその矛盾にどう答えを出すのか。

思いもよらない結末が待ってますよ。

購入について

「百万畳ラビリンス」は紙の本を買ったのですが、まんだらけの中古でした。

書店にももう売ってなかったんですよね。

Amazonにも中古しかなかったです。

でも、電子書籍がでているので紙にこだわりがなければそちらでどうぞ。

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まとめ

「百万畳ラビリンス」は

「アパートのつながった無限城」という独自の世界観を舞台にゲームを攻略することのおもしろさのつまった作品です。

ぜひ読んでみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。

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