どうもこんにちはきたはちです。
5巻以内完結や短編集など短いマンガをこよなく愛しています。
このブログでは主に短くてサクッと読める新刊マンガの感想をお伝えしています。どうぞよろしくお願いします。
靴下ぬぎ子さんのマンガ『思えば遠くにオブスクラ』の下巻が7月15日に発売されました!おめでとうございます!
主人公の片爪亜生がドイツへ移住した体験記を描いた本作。旅マンガと思いきや、いろいろな面のあるマンガでした!ゆるめのストーリーですが、背景はしっかり描きこまれていてドイツの雰囲気をあじわうことができます。
今回は『思えば遠くにオブスクラ』の魅力を紹介します!
『思えば遠くにオブスクラ』ってどんなマンガ?
火事で住居を失った28歳のフリーカメラマン・片爪亜生。引っ越しを余儀なくされた彼女が次に住むと決めた場所はドイツで…? 仕事も大志もない、だけどフラリと海外移住。ケバブはトルコでなくドイツ発祥? 一般家庭クーラー普及率3パーセントのドイツで猛暑を越す!? 風邪を引いても薬がもらえない! 自然治癒の国での風邪の治し方は…?? などなどドイツでの日本人の生活と美味しいごはん事情が盛りだくさん、読めば海外生活気分を味わえます
『思えば遠くにオブスクラ』上 Amazon詳細ページより
ドイツの文化、グルメなどの情報がたくさんつまっています。
ふつう、旅系の作品はエッセイのかたちをとることが多いですが、こちらはフィクション。
なにげない日常が続くと思いきや、ストーリー仕立てになっていて、主人公の成長が感じられる結末になっています。
ふつうのエッセイマンガとは違った趣のある作品ですね。
魅力①ドイツのグルメ!
ドイツといえばソーセージにジャガイモ料理!そしてビール!
もちろんそれらの料理も登場しますが、地元ならではのグルメや意外な料理も登場します。
自宅で作れそうなレシピも登場するので、ためしてみたくなりますよ。
魅力②ドイツの文化!
はじめてのスーパー、はじめての電車、はじめてのトルコマーケット。
ドイツと日本、文化の違いはあれど、まさか病気の治し方まで違うとは!
タフさがないと,、ドイツでは生活するのがむずかしいかもしれませんね。
魅力③知られざるフリーランス事情
主人公はフリーランスの映像作家。そして、ドイツでのルームメイトも音響作家です。
フリーランスの仕事ってどんなペースなのか。
情熱はあるのか。休みは取れているのか?
ネットを通じて海外で仕事をすることがどういうことか垣間見える作品でもあります。
魅力④個性あふれる登場人物!
主人公の片爪亜生は映像作家。ルームメイトの石根莉加は音響クリエイター。
そして、隣人は五か国語を操る。クリエイターのまわりにはおもしろい人が集まるんですね。
片爪亜生
フリーランスの映像作家。アパートが火事で燃えたことをきっかけに、ドイツ移住することに。
石根莉加
亜生のルームメイトとなるフリーランスの音響クリエイター。天然なところがある。
リン
5か国語をあやつるDJ。莉加がなにかとお世話になった。
王子多華子
フリーランスのグラフィックデザイナー。亜生の大学時代の後輩。
魅力⑤クリエイターとしての成長
エッセイ的な魅力がありながら、主人公の亜生のクリエイターとしての成長もみのがせません。
作家としてのこだわりがなく、なんとなく仕事をこなしてきた亜生ですが、その考え方を変える出来事がおこります。
自分もアーティストになった気持ちになれますよ。
まとめ
というわけで今回は以上です。最後までよんでくださってありがとうございました。
『思えば遠くにオブスクラ』は旅エッセイのような面と、1人のアーティストの成長物語が楽しめる2度も3度もおいしいマンガです。ぜひ読んでみてくださいね。
このブログではマンガにまつわる様々な情報を紹介していきます。
twitterもやっていますのでフォローなどよろしくお願いします。それでは。
コメント