1巻完結,短編集

マンガ『DEATHNOTE短編集』の魅力とは?【感想・内容紹介】

こんにちはきたはちです。

5巻以内完結や短編集など短いマンガをこよなく愛しています。

2月4日に『DEATHNOTE短編集』が発売されました!おめでとうございます!今回は『DEATHNOTE短編集』の魅力を紹介します!

価格もお手頃ですし、『DEATHNOTE』が好きな人には外せない一冊なんじゃないかと思います。気になっている人もちょっと内容を知ってからのほうがいいかもしれませんよ?

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『DEATHNOTE』とそれぞれの短編紹介

ここで簡単に『DEATHNOTE』の紹介をしていきたいと思います。

『DEATHNOTE』は原作・大場つぐみさん、漫画・小畑健さんの作品。天才高校生の夜神月がある日、「名前を書けば人を殺せる」ノート・「デスノート」を手にするところから物語ははじまります。天才探偵・Lとの心理戦や、ノートにまつわる巧妙なルールなどがもりこまれたサスペンスストーリー。

マンガとして大きなヒットをしただけでなく、実写映画化をはじめとしてさまざまなメディアミックスがされてきましたが、原作マンガ自体は2003年から2006年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。

今回の『DEATHNOTE短編集』は、おもに2003年、2008年、2020年に発表された『DEATHNOTE』のスピンオフ読切を単行本としてはじめて収録したという内容になっています。他にも『DEATHNOTE』にまつわるごく短い短編や4コマが収録されていますが、今回は3つの読切の内容もちょっとだけ紹介していこうと思います。いちおう収録順に紹介していきますね。

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Cキラ編

デスノートを使った大量殺人・キラ事件がおさまってから3年後。日本で再びデスノートを使用したと思われる殺人が起きはじめます。今度は高齢者や安楽死をのぞむ人々が次々と殺されていきました。警察とニアはこの事件にどう立ち向かっていくのかというストーリー。

2008年に週刊少年ジャンプに掲載された作品です。

この話はなんとなく覚えているんですよね。だから当時読んだんじゃないかと思います。

スピンオフ感の強い作品なんじゃないかと思いますね。

Aキラ編

Cキラ事件から6年後の2019年、デスノートはまた新たな持ち主の元にたどり着きます。彼の名は、田中実。「夜神月とはまた違ったタイプの天才はデスノートを使ってどんなことを仕掛けるのか」というストーリーです。

こちらは2020年にジャンプスクエアに掲載された作品なんですが、『DEATHNOTE』連載当時から十数年たって、「また社会情勢が変化した世の中でデスノートが舞い降りたらどうなるだろう」という話なのがおもしろいですね。

原作も不自然な部分をツッコまれたりネタにされたりすることがあって、作品を作る側もかなり気をつかわなければいけないのが難しい部分だと思いますが、そんな中でも「いい作品だな」と素直に思える話ですね。

Cキラ編とストーリーがつながっているところもうれしいポイントです。

鏡太郎編

鏡太郎編は2003年の作品で連載より前に発表された読切です。

主人公の鏡太郎は原作の天才高校生・夜神月とはまた違う普通のあどけない中学生。「普通の子がデスノートを持ったらどうなるのか」というストーリーです。

ラストは考えさせられるような感じで、「これぞ短編」といえる、大人もうなる作品なんじゃないかと思います。

『DEATHNOTE短編集』の魅力とは?

それぞれの作品に魅力はありますが、特にAキラ編がおもしろかったですね。読切を通して読んでみて、どういうコンセプトでかかれた作品なんだろうと考えてみるのも楽しいと思います。作品が有名になってからなのかとか、これから作品を作っていこうというときなのかとか作品を取り巻く環境がそれぞれ違いますからね。

ストーリーもさることながら、小畑さんの美麗な絵もみどころですね。

『DEATHNOTE短編集』を読む前の注意点

どの作品も、「原作マンガをわかった上で」というのが前提なんですよね。

「デスノートはこんなルールがあって、Lはこんな人物で…」というのを知っていないとわからない物語なんじゃないかと思います。特にCキラとAキラ編はそうですね。

原作も10巻くらいなので、もし知らない人がいたらいまからでも読んでみてほしいなと思います。

まとめ

『DEATHNOTE短編集』は『DEATHNOTE』の読切がつまったファンにとってはお得感あふれる一冊ですね。

『DEATHNOTE短編集』は集英社から発売されています。同じく、原作・大場つぐみさん、漫画・小畑健さんの『プラチナエンド』の完結14巻が同時発売されています。『プラチナエンド』は2021年の秋アニメ化が決まりました。気になる人はそちらもチェックしてみてください。

『DEATHNOTE短編集』、ぜひ読んでみてくださいね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。

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