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スケラッコさんの漫画「バー・オクトパス」が2020年8月27日に発売されました!
私は居酒屋めぐりが趣味で、バーもちょっとだけ行きます。
「バー・オクトパス」はバーや居酒屋に興味がある人におすすめしたいですね。
スケラッコさんの絵が癒されるし、バーという空間にありがちな「わかるわかる」っていうところがいっぱいある漫画です。
発売されたばかりの漫画「バー・オクトパス」の最新レビューをしちゃいます!
「バー・オクトパス」あらすじ
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海の中には魚たちが働く会社があって、夜は居酒屋もバーもある。
海底にひっそりとたたずむ「バー・オクトパス」。
無口だけどやさしいマスターが8本の足で色んなカクテルを作ってくれる。
バー・オクトパスに通う一人の人魚とバーを取り巻くゆかいな仲間たちの物語。
「バー・オクトパス」登場人物(登場魚介類?)
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人魚さん
一人が好きな、人見知りの会社員。
お酒はつよくないが、バー・オクトパスを見つけてから数年は通い詰めている。
人間でいうとアラサー?
マスター
バー・オクトパスのタコのマスター。
無口というか全くしゃべらず、はいたスミでコミュニケーションをとる。
怖い話が苦手だったり、メモをみないとカクテルが作れなかったりとお茶目なところもある。
歌手のアンクル・タートルのファン。
グジさん
バー・オクトパスの常連。
関西弁のおじさんキャラ。
エイ先輩
人魚さんの会社の先輩。
マイペース。
「バー・オクトパス」ってどんな漫画?
「バー・オクトパス」はまんがライフオリジナルで連載されていたスケラッコさんの漫画です。
竹書房から出ています。
一部カラーページのところもあるんですが、スケラッコさんのカラーページがまたきれいなんですよね。
一話あたりだいたい8ページ、描き下ろしを含めて全18話で168ページです。
一話あたりが短いのでサクサク読めますよ。
1巻完結です。
スケラッコさんの「大きい犬」についてはこちらをご覧ください。
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バー・居酒屋あるあるのわかりみが深い!
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「バー・オクトパス」はバーや居酒屋のあるあるがいっぱいあるんですよね。
マスターとの距離感だったり、常連さんとの距離感だったりがリアルですね。
お酒をはさむと、そんなに話をしなくても相手のことがわかった気になれたり、だからこそあまりプライベートに踏み込まないようにしたりするのもわかります。
普段何をやっているかわからなくても、お酒の場だけのその場限りの出会いがいいんですよね。
主人公の人魚さんはいつも一人でバー・オクトパスを訪れます。
私もよく一人で居酒屋めぐりをします。
一人だと、一人だからこそマナーを守ってお酒や食事を楽しもうって思うんですよね。
お店にとっていいお客さんでいようと思ってちょっとだけカッコつけちゃいます。
人魚さんとは気が合うかもしれませんね。
気の知れた間柄のグループだとついつい騒ぎたくなっちゃいます。
バー・オクトパスみたいなところでしっとり飲むのが大人のお酒の飲み方だなと思います。
いろんなカクテルに詳しくなれる!
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「バー・オクトパス」には色んなカクテルが登場します。
私はカクテルあんまり飲まないのでよくわからないのですが、「バー・オクトパス」はカクテルとストーリーを合わせて楽しむこともできますね。
「ジントニックはよく聞くからあのシチュエーションで頼んだのかな?」とか
「マルガリータはこんな由来があるから、あの人は頼んだのかな?」とか
キャラやシチュエーションによってカクテルを合わせているような気がしますね。
「バー・オクトパス」を読みながら、自分に合いそうなカクテルを見つけるのも楽しいですよ?
たのしい魚の仲間たち!
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「バー・オクトパス」に登場するのは人魚さん以外はほとんど魚介類、水棲生物です。
魚の種類とキャラも合っていて楽しいんですよね。
私が好きなのは、会社の新人でハリセンボンのハリーちゃんです。
ハリーちゃんは会社でトゲが出てしまって相手をびっくりさせてしまうときがあります。
自分の感情が抑えられなくてトゲが出てしまうのですが、会社の中ではなるべく落ち着こうとしてるのがおもしろいですね。
会社の人間関係に悩むこともあると思いますが、会社の同僚や上司もエイやハリセンボンだと思えば少しはかわいく思えるかもしれませんよ?
まとめ
お酒というとどうしてもワイワイ騒いだり、おじさんっていう印象があったりするかもしれませんが、「バー・オクトパス」はしっとりと静かに大人っぽく飲むお酒の飲み方を教えてくれる漫画ですよ。
スケラッコさんのちょっとゆるめの絵も癒されますね。
ぜひスローなジャズなんかを聴きながら読んでみるのをおすすめします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。
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