1巻完結,短編集

「モノノ怪 化猫」大正!×乗客7人のミステリー漫画とは?1巻完結

大正ミステリーホラーみたいなマンガが読みたい!

という人は「モノノ怪 化猫」を読んでみてください。

「鬼滅の刃」ブームで大正時代に注目が集まっていますよね!

「モノノ怪 化猫」は大正時代を舞台に、「化猫」という恐ろしい怪物が現れるストーリーです。

化猫が襲ってくるドキドキ感と謎解きミステリー要素も混ざったちょっと大人で雰囲気満点の作品ですよ!

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大正!×乗客7人のミステリー漫画とは?「モノノ怪 化猫」

こんな内容になっています。

・「モノノ怪 化猫」とは?

・あらすじ

・登場人物

・アニメそのままで原作ファンも納得!

・制御不能の電車に閉じ込められる恐怖と焦燥感!

・大正とミステリーにアニメーションが絶妙にマッチ!

「モノノ怪 化猫」とは?

「モノノ怪 化猫」は2007年に放送されたテレビアニメ「モノノ怪」のエピソードの1つを蜷川ヤエコさんが漫画化したものです。

ゼノンコミックスから2018年と2019年に上下巻がそれぞれ発行されています。

前身となる作品「怪 〜ayakashi〜 化猫」のエピソードを踏まえつつ、

登場人物を似せ、舞台を大正時代にし、全く違う話に再構築しています。

あらすじ

舞台は大正。

地下鉄の開通を祝して福寿駅では開通式が行われていた。

そのかげで1人の女性が亡くなっていた。

事故か、事件か。

次々と化猫の犠牲になる7人の乗客。

恐怖の電車は果たしてどこへ向かうのか―?

登場人物

探偵役である薬売り7人の乗客の証言を集め、市川節子の死の原因を探ります。

この7人の中で誰が怪しいと思いますか?

薬売り

奇抜な格好をし、妖怪のようでもある謎の男。

モノノ怪の出るところに現れては、かたち(モノノ怪の姿)・まこと(真実)・ことわり(理由)をつきとめモノノ怪(事件)を斬る。

探偵役で狂言回し。

乗客①福田寿太郎

地下鉄開通に尽力した市長。

見栄っ張り。

乗客②門脇栄

40才の刑事。小柄で横柄。

開通式では市長の護衛にあたる。

乗客③森谷清

新聞社のデスク。

人手が足りず、たまたま開通式の取材に来た。

乗客④野本チヨ

21才。カフェの女給。

物怖じせず、生意気でおしゃべり。

乗客⑤木下文平

28才。列車の運転手。

陸橋から落ちた被害者を轢いてしまった。

乗客⑥山口ハル

35才の専業主婦。夫は5年前に他界。

乗客⑦小林正男

牛乳配達をしている少年。

市川節子の死亡時に霧ヶ原陸橋に通りかかる。

市川節子

被害者。新聞記者で森谷の部下。

霧ヶ原陸橋から線路に落ち、列車にひかれた。

アニメそのままで原作ファンも納得!

「モノノ怪」は作画の蜷川ヤエコさんの絵がアニメの絵にそっくりなんですよね。

アニメ原作ファンも納得のデキですよ。

なんだったらアニメよりうまいかもしれません。

アニメはCGを多用した複雑な映像でしたが、マンガでもたくさんCGが使われていて緻密に描かれています。

7人の乗客以外のモブキャラクターがマネキンで表現されているのもアニメと全く一緒ですね。

無機質なマネキンがたくさんならべられている様は不気味です。

制御不能の電車に閉じ込められる恐怖と焦燥感!

制御不能の電車に閉じ込められるなんて考えただけでもイヤですよね。

「モノノ怪 化猫」は開通式に多くの人がおしかけるシーンから始まります。

車両の中は抽選に当たった人でいっぱいだったはずなのですが、他の乗客は忽然と姿を消し、7人だけが先頭車両に閉じ込められてしまいます。

7人は異世界に閉じ込められてしまったのです。

逃げられない車両の中で、化猫がつぎつぎと襲いかかります。

ハラハラドキドキの展開!

大正とミステリーそしてアニメーションが絶妙にマッチ!

大正から昭和初期を舞台にしたミステリー作品って多いですよね。

金田一耕助シリーズや明智小五郎シリーズが有名です。

「モノノ怪 化猫」も金田一や明智シリーズのような雰囲気のあるミステリー作品ですが、ただのミステリー作品ではなくて、異世界を描いたファンタジー要素もあります。

そしてクライマックスには化猫と薬売りの対決シーンがあります。

迫力のバトルシーンは普通のミステリー小説にはない魅力ですね!

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まとめ

「モノノ怪 化猫」は大正とミステリー、そしてバトルも味わえる作品です。

アニメも名作ですが、マンガのクオリティーも相当高いですね。

アニメーションとマンガだったからこそ、ファンタジー要素もうまく取り入れ、作品の魅力を引き出しています。

ぜひマンガとアニメ、両方楽しんでみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。きたはちでした。

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